アメリカのCNNやブルームバーグ経済オンラインによると、
17日金曜から公開された【美女と野獣】は、この週末3日間、アメリカ国内だけで1億700万ドルの興行収入があったそうです。

ご存じのように、東京ディズニーリゾートでは、ディズニーランドの西側をつぶして再開発事業をすすめています。

日本での【アナ雪】の人気からすれば、アレンデール城をディズニーシーのインディージョーンズ神殿のとなりか、シンドバットの裏手につくる計画を優先した方がいい、という声は確かにあったのです。

しかし、この計画のアレンデール城は縮小サイズでした。
シンデレラ城にならぶ実物サイズではなかったのです。
それは当初に計画された敷地が狭かったから、無理につくろうとした結果でしたが。

私は反対でした。実物サイズではないと、みんながっかりするよ、と。
ディズニーにきたら、シンデレラ城の美しさに圧倒される、だからみんなディズニーが好きなんだよと。

日本でキャンセルされた縮小アレンデール城は香港ディズニーに建設されることになりましたが。
それはどうでもいい、縮小の城を見たって何の感動もない、と思います。

ああ、すごい、こりゃ本物だという感動がなければ永続きしないでしょう。

【美女と野獣】も製作費が1億5000万ドルかかったとき、アメリカの新聞社《ニューヨークタイムズ》は
「ディズニーはギャンブルに挑戦するつもりか」と皮肉をこめて批判しました。

しかし、【美女と野獣】が公開されるや、3日で製作費は回収されたのです。

【美女と野獣】は結末も、登場人物もみんなわかっている作品。
いわば古典です。そんなに儲からないだろうと、あのニューヨークタイムズも決めつけていたのです。
トランプ大統領当選くらいの読み間違いだね(笑)

アレンデール城は実物大のサイズで建設されます。
そして《ロイヤル・ビースト・キャッスル》の開設式には、ぜひエマ・ワトソンさんにも来てほしい。

私の夢がかないますように