投稿写真

ディズニー下見も―米乱射容疑者
 【ニューヨーク時事】米フロリダ州オーランドの銃乱射テロで、複数の米メディアは14日、死亡したオマル・マティーン容疑者の妻、ヌール・サルマンさん(27)が襲撃計画を事前に知っていた可能性があると報じた。FOXニュースによれば、捜査当局はサルマンさんが計画を知っていたのに警察に通報しなかったとみており、訴追される可能性があるという。
 サルマンさんは事件後、連邦捜査局(FBI)の聴取に応じた。容疑者が標的のナイトクラブを詳しく調べるのを手伝うため、事前に少なくとも1度、現場まで車で送ったとされる。また、容疑者が銃を購入する際、銃器店に同伴したという。FOXニュースは、検察当局が共犯容疑などでの訴追を視野に大陪審を招集したと伝えた。
 上院情報特別委員会メンバーのキング議員は捜査について報告を受けた後、CNNに「彼女は何が起きているのか、ある程度知っていたようだ」と述べた。
 一方、地元紙オーランド・センチネルは当局者の話として、容疑者が4月以降、オーランドにある「ウォルト・ディズニー・ワールド」の複数の施設を訪れていたと報じた。テロの標的として、下見をするのが目的だったとみられるという。 
(時事通信社 06/15 10:10)