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◆ディズニーホテルの年間稼働率は90%以上。

⬛内堀「元々3つのディズニーホテルが年間90%の稼働率、ほぼほぼ満室という現状がある中で、ディズニーホテルをまず増やそうということになりました。
そういうときに、ディズニーホテルとして新たに建設したり増床したりと、いろんな選択肢は考えられるのですが、今回は同じグループが運営していた『パーム&ファウンテンテラスホテル』をリニューアルするという手法が選択されました。」


◆ウリは「ディズニーホテルなのに低価格」国内需要を狙う

今後浦安エリアでのホテル開発が活発化することが予想されており、既に2017年にはHISグループが舞浜駅周辺にホテルを開業することも発表されている。
複数のホテルが競合する浦安エリアで、『東京ディズニーセレブレーションホテル』はどのような戦略をとっていくのか。

⬛平野「全く意識していないわけではないですが、舞浜エリアだからディズニーホテルというわけではなく、より多くの皆様にディズニーホテルを体験していただきたいというコンセプトの上でやらせていただいております。
ディズニー特典も付加しておりますので、そういう意味ではディズニーブランドというものを新浦安エリアでも楽しんでいただけたらなと思っております。」

⬛内堀「戦略的なご質問として「インバウンドですか? 」と聞かれるのですが、実際今のディズニーホテルでもインバウンドはほんの数パーセントしかご利用はなくてですね、今後もこちらの方でも特にインバウンドを狙ってというものでも無いです。
かといって、価格で競合するというよりも、ホテルに入ればミニーマウスがいて、パークに15分前に入れるといったような『ディズニーホテル』としての魅力がしっかりあります。」

今回のディズニーホテル『東京ディズニーセレブレーションホテル』の開業で、これまでの3つのディズニーホテルのゲストに加え、2016年9月までに702室分のゲストがハッピー15エントリーを利用することが可能になる。

ディズニーホテルを利用しやすくなる一方で、ハッピー15エントリー利用者の増加に伴い、15分間の体験価値に変化が起こるのではないかとファンからは懸念の声があがっている。
(ウレぴあ総研)