
・日々どこか壊れているらしい
「上海ディズニー、日々何かが壊れている」を報じているのは、香港や台湾、シンガポールなどのメディアである。現在、上海ディズニーは関係者向けに営業しているのだが、中国版Twitter ことWeibo には「壊れていた!」という書き込みが多数見られるというのだ。
・壊れる → 直る → 壊れる → 直る → 壊れる → メンテナンス閉鎖
ええっ、まだ正式オープンもしていないのに、信じられない! Weibo の投稿は嘘を書くことだって可能だ。大げさに言っているだけ疑惑もあったが、園内の様子を報じた動画を見てみると、「今日はメンテナンスです」というアナウンスが!!
さらに、スタッフも「昨日は本当に人が多かったんです。壊れて、直って、壊れて、直ってまた壊れて……。今日もメンテナンスのため閉鎖しています」と、話している。マジだったのかー!
・ディスニーが神対応! 特別にファストパス配布を決定
ただでさえ、行列だというのに、「4~5時間並んだのに、いきなり故障で遊べなかった!」なんてことになったら、あまりにも可哀想だ。そこでディズニーは神対応。特別にファストパスが配布されることになったという。
・猛烈なカオスに
ああ、これならたとえ故障してしまっても、リスクは少ない。ヨカッタヨカッタと思ったら、そう一筋縄ではいかない中国。カオスが発生していた。配布中のスタッフにお客さんが殺到し、「押さないで!」「ぎゃー!!」と混乱状態になってしまっているのだ。「ゾンビの群れが人を襲っているよう」とたとえられる始末である。
・「あるある(笑)」くらいの気持ちで行った方がいいかも
ご存知の方もいらっしゃるだろう。施設の故障も、群衆もみくちゃ現象も、何というか “中国あるある” だ。私(沢井)は、以前、中国のイベントで働いていたが、初日くらいに開館ダッシュしてきたお客さんに、設備がなぎ倒された。良し悪しは置いておいて、大人になっても情熱に非常に忠実だなぁと感じた次第である。
それはさておき、正式オープン後は、さらに人が増えるはず。突然の故障やメンテナンスが増える可能性がある。もし遭遇しても「私が乗ってるときに事故らなくて良かった~」くらいの、おおらかな気持ちで行った方がいいかもしれない。
参照元:YouTube[1] [2]、東方日報、ChinaTimes、ET Today、星島日報(中国語)
(ロケットニュース24)