
オリエンタルランドは4月27日、
2020年度までの東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの開発計画の一部が決定したと発表しました。
年間500億円レベルの継続的な投資を通じて実施される、今回の大規模開発。
その具体的な内容に注目が集まる中、これまでに公表した開発計画の一部を見直すことが明らかになりました。
新たなアトラクションやキャラクターグリーティング施設の導入など、現時点で発表されている最新情報を紹介します。
■ 「美女と野獣」テーマの日本オリジナルアトラクション
東京ディズニーランドのファンタジーランドに誕生する、「美女と野獣エリア(仮称)」。
これはアメリカ、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドが新エリアとして拡張したパークと同じものです。
野獣の住む城やベルたちの住む村があり、まるで映画の世界に入り込んだような風景が広がります。
しかし、同エリアの目玉として期待されるのが、「美女と野獣」をテーマとした、日本オリジナルの大型アトラクション。
その内容は、映画の名曲にあわせて動くライドに乗り、
ルミエールやチップたちとの晩餐会など、数々の名シーンを体験しながら、野獣の心の扉を開こうとするベルのロマンチックな冒険の旅を体験するというもの。
アトラクションの所要時間は約8分、導入は2020年春を予定しています。
この他、ベルたちの住む村にはショップやレストランもオープン予定です。
■ 東京ディズニーランドに本格的な屋内シアター
ライブエンターテインメントが繰り広げられる、
東京ディズニーランド初の本格的な屋内シアターが、ファンタジーランドの新エリアにオープンします。
絵本から飛び出してきたような空間が広がる同シアターでは、
ディズニーキャラクターたちによる、東京ディズニーランドオリジナルのエンターテインメントプログラムが展開されます。
導入は2020年春を予定。
■ 「ベイマックス」テーマの新アトラクション
トゥモローランドには、ディズニー映画「ベイマックス」をテーマにしたライドアトラクションが誕生します。
ベイマックスが見守る中、軽快な音楽に合わせて予測不能な動きをしながら回転するライドに乗って、
ゲストそれぞれの“ケア・ロボット”と一緒に、
ハラハラ、ドキドキの体験ができる。アトラクションの所要時間は約1分30秒、2020年春の導入を予定しています。
また、アトラクションの隣には、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを通じて初となるポップコーンの専門ショップが登場。
宇宙をテーマとしたこのショップでは、複数のフレーバーのポップコーンを販売します。
■ トゥーンタウンにミニーマウスのグリーティング施設
トゥーンタウンには、ミニーマウスに会えるグリーティング施設がオープン。
ファッションデザイナーとして活躍するミニーマウスのスタジオを訪れたゲストは、
彼女のデザインスタジオや作業部屋を見学したり道具に触れたりしながら、フォトスタジオへと向かい、おしゃれなファッションに身を包んだミニーマウスと一緒に写真撮影ができる。
2020年春の導入予定です。
なお、これらの新規エリアや新規施設の導入に伴い、
現在トゥモローランドにある「グランドサーキット・レースウェイ」が2017年1月に、
「スタージェット」が2017年秋から冬にクローズします。
■ TDSメディテレーニアンハーバーに新アトラクション
海外のディズニー・テーマパークで高い人気を誇る大型アトラクション
「ソアリン(仮称)」が東京ディズニーシーにも誕生します。
メディテレーニアンハーバーを見下ろす丘に立つ、歴史を感じさせる建造物が同アトラクションの舞台。
ゲストはライドに乗って風や匂いを感じながら、
世界中の名所や大自然をめぐる雄大な空の旅を楽しむことができます。
日本オリジナルのシーンも加わった、最新の映像にもご期待ください。
こちらは2019年度のオープンを予定しています。
東京ディズニーランド/東京ディズニーシーが今後の開発計画を発表 「美女と野獣」や「ベイマックス」など新アトラクションを投入へ