ずっと体調が悪そうで、もう立つこともできなくなってた愛犬めいを病院まで連れて行ってもらうことになってました。
免許のない私が動物病院へ寝たきりの愛犬を連れていくのは大変で…。
でも、ここのところ1週間おきに旦那が家に帰ってきてたので、1週間おきに病院へ連れて行けてました。
乳がんを二度手術してたのですが、その後もしこりが至るところにできてきてました。
そのしこりの部分に血が溜まって、破れて、その傷口がなかなか塞がらなくて、それを毎日消毒して、薬飲ませて…。
自分で立てなくなってたから、オシッコさせるのにも立たせた状態を保ちながら、できるのを待つという感じでした。
ずっと寝てる状態で、めい用のベッドを作ってやり、家族が見える場所に置いてました。
食欲は旺盛な子だったのですが、ここ1週間はあんまり食べてもくれず、心配してました。
旦那が朝の9時頃帰ってきて、そのまま車で動物病院へ。
「もう、体温が少し低くなってきてます。ガンの末期だし、このままにしておいてあげましょう。おそらく1週間もつかもたないかでしょう」
なんか最近このような言葉よく聞くな…。
もう、17歳。人間で言うと84歳くらいになるそうです。
だから、覚悟はしてました。
それでもキュンとしました。
家に戻って、ベッドに寝かせて、湯タンポがわりにお湯をペットボトルに入れてめいの毛布に入れてあげました。
もう食べないようなら、ぬるいポカリスエットを舐めさせてあげてくださいと言われたので、めいの口に近づけると、ペロペロと少し飲んでくれました。
それから旦那が帰ってきた用の夕飯の買い出しをしに出掛けて、帰ってきた時は、まだめいは寝息を立てて寝てました。
それでも気になるから、少し体勢を変えてあげて、またポカリを少し舐めさせて…。しばらくそのまま寝かせてあげてたのですが…。
めいはそのまま息を引き取りました。ホントに眠るように…。
息が荒くなるとか声を出すとかもなく、本当に静かに…。
きつかったね。がんばったね。長い間家族でいてくれてありがとう。
旦那が帰ってきてるこの日をめいは選んだんだね。
旦那が家で療養してる期間があったからか、旦那に一番なついてるのがめいでした。
旦那が帰ってくると旦那の後をついてちょこちょこ歩いてました。
旦那に会えてホッとしたのかも…。
悲しいけれど、これは仕方ない別れなんだと思います。
めい…ありがとう。あっちではそらと仲良くしてね!