田植え以降、5月は適当な降雨があり水の心配はあまりなかったのですが、6月に入り好天と高温が続き水不足に

なっていました。(TV報道等によると、新潟や岩手などでは水不足で田植えができなかった地域もあったようでお気の毒です。)昨年は高温障害等により高品質のコメ収量が少なかったことと、飲食店等が好況で、コメの需要増によりコメの値上がり(約2倍)が報じられていますね。今年もどうなることやら心配ですが、とりあえず6/21遅い梅雨入りになりました。梅雨の期間は、令和5年は6/8~7/22、令和4年は6/6~6/27です。梅雨の期間が短いと集中豪雨になりやすいといわれていますので、それも心配ですね。

 庭にアジサイが咲いてきました。

 田んぼの稲は、中干しの時期になっています。これは分結(稲穂の数が増えること)が進んだ後、分結の抑制と田んぼの水はけを良くするために地割れができるくらいに乾かす作業です。これによって品質の良いコメができるようです。

 柿の方は、摘蕾、摘果作業がとりあえず終了しました。残した実はこれから大きくなっていくのですが、さらに見直し作業を繰り返して選別しながら収穫時期まで見守っていきます。

 干し柿に使用される蜂屋柿(渋柿)は、摘果すると大きくなり過ぎて乾燥に不向きになるので、摘果しないで自然落果(生理落果)させます。これにより、1/3~1/4程度の数量になります。

 趣味のブドウも実がついてきました。つるものは副梢管理(葉の元から出てくる脇芽が伸びないように1葉程度で芯を止める)が大変です。また、路地栽培のため病気に悩まされています。