今年は五月に入ってから降雨が多く五月晴れに恵まれない月でしたが、6月に入りそのまま梅雨入り宣言がありました。田植え等の水不足の心配はなかったのは良かったのですが、柿は屋外作業のため予定通りの進行とはなっていません。近況を報告します。
水田の稲は順調に分結が進んでいるようで、6/12から中干し作業に入りました。(水田を乾かして、稲の成長を抑制し倒伏しないようにする)ただ、今年は低い気温が続いていたので例年より少し遅れているとのこと。
タチアオイの花が咲いています。赤、白、ピンクなど多彩です。
ドクダミの白い花です。ドクダミは生命力があり一面に増えていきます。乾燥してドクダミ茶などにして利用している人もいます。
アジサイも咲いてきました。
これは栗の花です。昨年は不作でしたが、今年は盛れ盛れと咲いており豊作の予感がします。
これは陽豊(ようほう:甘柿)品種ですが、10個以上/枝の蕾が付いているので摘蕾作業で1個/枝までに仕上げていくのは大変な手間がかかります。最初の頃は手で摘むことができますが、終盤では固くなってくるのでハサミを使用して行います。
柿園の方では4/26から摘蕾作業を始めています。昨年の不作の反動かどうか分かりませんが蕾が多く付いており、天候が悪いこともあって例年ならば5月末までには作業が終了していましたが今日(6/13)までかかってしまいました。これでも見落としが沢山あるので、これから一通り見直しをしていく必要がありまだまだ作業は続きます。(この時期は花が咲いて実になっているので、これからは摘果作業ということになりますが)
こちらは摘蕾作業後の陽豊の木です。スッキリしたので少し明るくなりました。
こちらは既に終わっている平核無(ひらたねなし:渋柿)ですが、1個の実に栄養が流れるので肥大が進んでいます。これからは摘果作業(選別して良い実だけを残す)が8月頃まで何回も行う必要があります。
昨年はカメムシ被害でほぼ半作でしたので、カメムシの早期発見と防除に留意して今年の収穫を期したいで願っております。