価値から値段をつけよう | 脱サラしてマレーシア移住 起業・投資家 柿田文和のブログ

脱サラしてマレーシア移住 起業・投資家 柿田文和のブログ

15年間勤めた会社を退職し、家族でマレーシアに移住。主に、ビジネスと投資で、マレーシアで生活している。

将来に不安を感じるサラリーマンが、自分の力で生きていくために必要なビジネススキルやマインドセットなどを紹介していきます。

最近、ブログ更新できていなかったので、久しぶりの更新です!

ビジネスネタを、ひとつ共有したいと思います。



今日のテーマは、商品の価格設定についてです。


ビジネスをする上で、価格の付け方はとても重要です。

どんなに素晴らしい商品を作ったとしても

利益が出なければ、その商品を売り続ける事はできません。


商品を提供し続けるためにも、利益はしっかりと確保しないといけないのです。



よくある価格設定の間違いとして

原価から値段を決めてしまうという事があります。


例えば、あなたが車を製造して、販売するとしたら

どういう値段を設定をするでしょうか?


自動車を作るための原価が80万円なので

それに20%くらいの利益を乗せて販売しようかなぁと

原価を基準に値段を決めたりしていないでしょうか?



原価から販売価格を決めてしまうと、とてももったいないです。



お客様が払う値段は、お客様が感じる価値と同じです。


車だったら、カローラクラスの大衆車もあれば

ベンツのような高級車もあります。



でも、製造の原価を考えて見てください。

カローラでも、ベンツでも、そんなには変わらないと思います。

もちろん、原価の違いはあるとは思いますが

売値ほどの差はないでしょう。



車の場合は、お客様が感じる価値に合わせて値段の設定をしています。


お客様が感じる価値とは

・車そのものの機能
・乗り心地
・燃費
・その車を持つ事の優越感(ステータス)
などなど

これらを総合した価値で、妥当な値段が判断していわけです。


価値と値段が釣り合わなければ、お客様は買わない

ただそれだけのことです。



決して、ベンツをカローラと同じ値段では売ってはいけない

価値と合わせた価格設定が必要になるわけです。



私の場合は、特定のひとつですが

投資ツールを販売するビジネスを持っています。


投資ツールから得られるお客様の価値は

もしかすると、月100万円稼げる価値をもたらすかもしれません。

(投資なので、確実なものはありませんが、あくまで可能性の話です)


このようなツール本来の価値から考えて

100万円稼げる可能性のあるものを

わざわざ原価で売る必要はないということです。



消費者の立場からすれば、安い方が嬉しいのは当然ですが

ビジネスオーナーとしては、単に安売りしてはいけないと思います。


ビジネスとしてしっかりと利益をあげて

その利益を納税して貢献していく。

そういう形が必要なんだと思います。