ちょっと最近気になったことについて書きます。
8月15日号の「Pen」という雑誌では広告のデザインについて
特集が組まれています。
それを見ながら考えたのは、広告の目的って
かなりはっきりしているな~ということです。
つまり、商品を売るという最大の目的のために
コピーが考えられ、デザインが考えられ、媒体が考えられます。
もちろん商品の名前を知ってもらう広告とか
商品の機能について理解してもらう広告とか
広告の種類にはたくさんあるけど
すべて「商品を売る」ために行われるんですよね。
これだけ目的がはっきりしているからこそ
芸術といってもおかしくないほど
上品で高度な広告表現が生まれてきたんじゃないでしょうか?
それにくらべて・・・。
現在のドラマの目的って何なんでしょう?
いつもと同じようなキャスティングで
いつもと同じようなセリフで
いつもと同じような展開!
これじゃなんのためにドラマを作って放送しているのか
わからないですよね?
そもそもドラマの目的って
お母さんがお昼にドロドロの昼ドラを見たり
夜にサスペンスをみたりするところが原点だと思います。
「いつもは体験できない非日常をドラマの中で体験する」
これからのドラマが
しっかりと目的を達成するものであったら
きっと面白い作品が増えるんじゃないでしょうか?