「おかん 帰ってきた」 の 話 | 演出・作曲家 杜若清司(かきつばたきよし) ひとりごと

「おかん 帰ってきた」 の 話
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今日退院する
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て、突然電話かかってきて
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迎えに行ってきた。
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歩けるようになってたけど
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20日ほどの入院で、いろいろ記憶が飛んでる模様。
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やはり、20日間も家事もなにもしないと
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そうなるんやろな。
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逆におとんがしっかりしてきた。
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不思議なもんやな。
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20代で、次男やからいつもでも実家にいるなといわれて
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自力で一人暮らししている間に、実家に自分の部屋もなくなり
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対して
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長男やからと、実家近くにガレージ付きの家を買い与えられて
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結婚するまで実家で毎日ごはんを食べて過ごしていた兄貴。
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結果
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兄貴は、結婚して滋賀に行ってしまい
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ボクが長男の役しております。
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20代のころ、占い師に
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「あなたのお兄ちゃんはあてになりませんよ。
 あなたが、将来長男の役割することになるから覚悟して」
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って言われたの思い出した。
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もう一回、占ってほしいな^^;。
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料理や買い物も、もうボクがやることになってしもてるけれども、
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それはそれで楽しいな。
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料理好きでよかった^^;。
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ともあれ、ちょっと形は変わったものの
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日常にもどった。
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さぁ仕事仕事・・
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