6月中旬・姫路市・穴子・アコウ・タコ・イカ狙い。


強風だが深夜に向かい多少は落ち着くという予報だったのだが、当日出勤前に確認すると更にきつくなっていた。

仕事終わりに海の時化具合を見て釣り場を決めようと先ずは外洋の釣り場を目指す。


19:30、多少の荒れだったのでそのまま準備スタート。

竿2本分は何時ものプラクリ仕掛けで穴子とあわよくばアコウ狙い。

竿1本の仕掛けに今回は管付き針を計4本使用し青イソメを4匹取り付ける。

深夜から雨も降る予報なので餌の消耗を速める作戦。


今回はプラカゴに入れるコマセが豪華で、アサリ・マムシ・青イソメ・秋刀魚・鯖のミンチをアミエビと集魚剤に混ぜた。


そして初使用のプラタコ仕掛けにてタコ・イカ狙い。

付け餌は鯖の切り身。

「こんなので釣れるのかよ」という疑念を浮かべながら釣る事になるオリジナル仕掛けなので、竿1本分だけの冒険。

こちらの仕掛けにはベイトリールが足りないのでスピニングリールを使用した。竿を落とされないか不安だ。


20:05、プラクリ仕掛けで早速アタリが出て、


穴子34cm。

針が頭を貫通していたので持ち帰り。


20:35、一度アタリが出るも乗らなかったが再び仕掛けを放置していると、


穴子39.5cm。

アタリで即合わせたのに針を飲んでいた。今夜は当たりの日ではと期待が膨らむ。


数分後、高めの波が堤防にぶち当たり水しぶきをモロに被った。

海の荒れ具合が増して来たような、、、他の釣り人は帰って行き誰も居なくなる。

うぬぬ、、久々の釣行なのだが、、この先は梅雨入りで当分行けるか怪しい。今日は存分に行ないたい、、


暫し粘るが、更に荒れ狂いだし、水しぶきを浴び続けた。

海水の霧で包まれる。


怖い…


ここ数年、夜釣りをしていて暴走族もどきのような集団や酔っ払いに絡まれたり、ビギナールアーマンを注意して喧嘩を売られる事も有った。

だが、トキソプラズマに寄生されたのかと疑いたくなる程なんとも思わなかったのだが、今回は久々に心底怖いと思った。


20:45、撤退を決意。

恐怖心は生存率を高める。


モヤモヤが残っていたので湾奥の波の穏やかな釣り場で21:30より準備し再開。


23:10、プラタコ仕掛けの竿先がブランブランと揺れる。

何時ぞやのタコのアタリと同じ。もしや!!



当たりもカスリもしない雨のぱらつく夜。



ゴミがやたらと引っ掛かりだす。

さて、帰るかと片付けていると、

23:45、アタリ。



穴子、33.5cm

片付けだすと釣れるやつ。


延長し、0:20納竿。


今回プラクリ仕掛けで針の向きを適当に4本取り付けたが、2本とも針掛かりして外す時に手こずるパターンが有った。


次回からは画像の様に向きを揃えたい。