ブログを初めて3年目になりアクセス数が増えて来た。

自分が表現した物がこんなに注目を浴びる経験というのも過去に無かった。

今迄は何をやっても中途半端だったが、ブログの影響でモチベーションを維持でき釣りに打ち込む事が出来ているように思う。


5月下旬・姫路市・穴子釣り。


強風予報なので風の影響の弱い釣り場で穴子狙い。

今回の釣り場は今の時期ぐらいから穴子の釣果がイマイチな印象が有るので期待薄。

潮回りやらの条件も考慮して妥協釣りと言った所か。

釣り場を広く開拓しておかないとこういう事になる。


19:45より準備を始める。

仕事終わりの肉体労働者は蚊の餌食。

汗と明かりに蚊が群がって来たが早く仕掛けを投入したいので刺されるに任せた。


竿2本分はプラクリ仕掛け。付け餌は魚肉を準備出来ず青イソメのみ。

残り1本は投釣り。仕掛けは前々回に紹介した物と同じで青イソメを使用。

1月下旬から使い出したケミカルライトを取り付ける。1本だけ光量が随分弱くなった。



月明かりの中、、1人孤独に釣りをする。


周りの釣り人はワイワイガヤガヤ賑やかで楽しそうだ。


釣行前にスーパーでパンを買って食べて来るようにしているのだが、虫歯で歯が欠けたので甘い物は避けるようにした。


「洞窟おじさん」というドラマもしくは文庫本をご存知だろうか。

実話を元にしたものだが、13歳で家出をした少年が山奥の洞窟に隠れ住み、各地を転々と移住し43年後に発見された話し。

山でウサギ、イノシシを食べて過ごしていたのだが、ある日現金収入の方法を知って現金で買ったバナナを食べ続けた途端、今まで一切歯を磨かなくても平気だったのに虫歯になったそうな。




アタリもカスリもしないまま時が過ぎる。


駄目だこりゃ。


23:20、他の釣り人が帰り出す。

自分も活性無さ過ぎなので粘っても無駄だろうと片付けを始めた数分後、


チリリン、、、、


投げ竿の方かと思い巻き取ると、再びチリリン、チリリン、、プラクリ仕掛けの方の鈴が鳴っていた。


ハリスが無いのでタモ要らずで引っこ抜くと、


アコウ(キジハタ)30.5cmのアベレージサイズ。

人生初の釣果。久々に嬉しさで手が震えた。

プラクリ仕掛けの実績を更新。(アナゴ・ガシラ・タコ・アコウ)


エラからナイフを突っ込み脳締め。ビクッとなり身を反らせたのでそのまま血抜きしたが、触るとバタバタと動く。うんんnnーーー。

更に脳を目指してナイフをいれる。

その後、やたらと動くのを抑えながら鰓と鱗と腹綿を抜き取り血合いもある程度取り、クーラーボックスに入れるが中で時折暴れていた。

神経締めが必要という事か。




腹綿からはカニと謎の幼魚。

小指の第二関節サイズだが、過去に堤防の根掛かり調査でヘチをカラ針で底をヒョコヒョコさせていたらこのサイズのシーバスが釣れ事が有る。

幼魚での泳がせ釣りの道を考えている。


アコウは去年に釣り場にいた方から頂いたので今年で2年連続で食す事になる。

この高級魚はセレブ食材。毛むくじゃらの白い犬の頭を撫でながら食べるやつ。

ちゃんとした料理にして頂きたいと思う。


1:00納竿。


釣果

アコウ30.5cm



アコウの刺身と皮ポンとアラ汁。