ガラスの心 | ター坊のブログ

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鎖肛の高位型で生まれてきての生い立ち、生後から17年間の人工肛門の生活、
また17歳の時(1969年)から無事に人工肛門を閉じれるのか、わからない闘病生活でしたが約5年ほど要しましたが完全治癒まで至りました。
また、日常のことも書いています。

 障害のある人に昔からの風潮と言うか周りから偏見な目で見られる、差別されることが多々あります。

まだそこに、障害を持って生まれると親は近所に見つからないように、ひたすら隠すようになります。(差別の強い時代)

 それで親子共々、引きこもりになり子どもを表に出さない陰で虐待(昔は、まま子→兄弟のなかでも障害を持っていると、のけ者にされるなど、ひどい仕打ちを受ける)が発生する、それと、現在でも姑などから責めた立てられる風潮はあるだろうか?

僕の生まれた時は実際にあった時代でもありました。

 

 虐待を受けて育ってくるとトラウマとなり、そのまま大人になり、日常の生活には特に支障はないが、なんらかの強いストレス、ショックが引き金となり、繊細な心(ガラスの心)を持ち合わせている場合もあり、ある以上に考え込んだりして強く落ち込むこともあります。

要するに普通の人より心が繊細と言うことです。

 また、障害があっても、強い信念を持って前向きに生きていこうと頑張っていらっしゃる人達のなかには繊細な心を持っていらっしゃるので温かい心で接していただきたいと思います。

 

それと最後に障害のある人は何も出来ない、能力が無いと言う偏見がありますが、決してそうではありません。障害のある人も出来ることは、たくさんあるのです。

 

 最近、各県でも障害のある人もない人も暮らしやすい社会づくりの条例が施行されてきています。困ったことがあれば一人で抱え込まないで積極に相談しましょう、そのためにも各都道府県の役所(県庁、府庁、市役所など)では専用窓口、相談専用ダイヤルがあるのです。

 

 また、いろんな障害があるなかで同じ障害を持ち合わせている患者会および、同じ境遇者同士の自助サークルも、たくさんあります。そこででも、いろんな情報も得ることも有ります。

自助サークルでも気軽に話し合うことも出来ます。もし、誰かが発言している時は同席している誰もが話の腰を折るとか、途中で口を挟んだりとか否定しないで最後まで聞くというようなルールがあり、それによってみんなで考える、しっかりとした会が全国に存在しています。