庭の生きものたち | == 肖蟲軒雑記 ==

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ツボに籠もっているタコが、「知っていても知らなくてもどっちでも良いけど、どちからというと知っていてもしょうもないこと」を書き散らすブログです

新しく今朝撮れた写真を2枚追加して、新規にアップロードいたします。

 

 

最近はあまり遠くに出かけることがない生活になっていますので、身近なところに楽しみを見つけようとしています。その1つがfacebookで繋がっているグループで紹介しあっている写真です。

庭の自然を撮っては紹介しているのですが、接写のコツが少しずつわかってくるうちに虫たちの画像が上手に撮れるようになりました。そこで、その画像をこちらでも少しご紹介しようと、思い記事をアップいたします。

最初のうちは花の写真ですが、下の方には苦手な方もいらっしゃる昆虫やクモ類の写真もあります。ご注意ください。

 

 

これはタツナミソウという野草です。1ヶ月ほど前に撮影しました(のでもう咲いていません)。

 

 

近くで見るとこんな感じです。花ひとつひとつが波頭のように見え、群生していると沸き立つような海の波に見えることからタツナミソウ(立浪草)という和名で呼ばれています。


 

ホームセンターに行くとお手軽に入手できるトレニアです。この花は、私がまだ大学に勤めていた頃、同僚の若手教授が研究材料として使われていたものです。そこの研究室では、植物の受精の研究をしていたのですが、この花を用いた観察などで花粉管が伸びて行く分子システムが解明されるという大きな発見がありました。その頃の私は、若手研究者の研究室間交流をアレンジ・サポートするという仕事をしていたので、あちこちの研究室に赴いて研究内容を詳しく聞く機会がたくさんありました。
 普通に売られている花がホットトピックの研究材料であることは少なからずあるのですが、印象が深い研究だったので(廉価なこともあり)毎年季節になると1鉢は植えて花を楽しんでいます。
 

 

以下、要注意画像があります。苦手な方はお引き返しください。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナスの葉につく甲虫(ハナムグリの仲間?)です。触角の先端がなんとも言えず特徴的です。

 

ツヤアオカメムシです。畑の作物の樹液、果汁を吸う悪い子ですが、臭いので個別捕獲をすると結構酷い目にあいます。

 

 

カマキリの幼虫です。まだチビですが、ポーズだけは一人前。レモンにつくアブラムシを食べてくれるはずなのですが…

 

ササグモという徘徊性のクモ(巣を作らない)が甲虫を捕食しているところを撮ることができました。このクモはこの後1日経っても場所を少しずつ動きながら同じ姿勢で獲物の体液を吸い続けているようでした。ちなみにこのササグモは畑を荒らす甲虫の天敵なので、我が家でもパトロール隊ということになります。


こちらはカバキコマチグモというやはり徘徊性のクモです。一応害虫のハンターなのですが、毒グモなのでヒトにも害をなします。

 

以下はWikipediaからの丸写しですが、
症状は、針でえぐられるような激痛と持続的な痛みと点状出血で、重症化すると発熱、頭痛、悪心、呼吸困難、食欲減退、稀にショック症状を呈する。一般的な鎮痛薬が効かず、麻酔によって痛みを軽減できたとする症例報告もある。症状は通常2-3日間、一部は2週間も続くことがある。

 

とのことです。これから繁殖期になり攻撃的になるので、用心、用心。

 

 

 

 

最後にR指定の写真をどうぞ。