今年も北スラウェシは日本の梅雨に合わせたように雨が降っています。そこそこ降ってはいるのですが昨年の強烈な乾季の影響がいまだにあるのかタリセ島の水源は水量が少なく養殖場まで回ってきません。仕方ないので塩混じりの井戸水を使いながら深井戸掘りを始めました。いい水が出ることを祈ります。

5月、6月は潮流の強い時期ですがタリセ島もこの時期は要注意です。筏が流されたり沈んでしまうこともあります。今年は特に強かったのか当たりどころが悪かったのか筏が3台ほど壊れたり一部沈んでしまいました。

こんな状況のタリセ島ですがイカナゴなど
小魚が筏周辺に集まっていてそれを追いかけて大型魚が集まってきます。いつもは村人がまき網で小魚を根こそぎとってしまい大型魚も逃げてしまうのであまり釣果も上がらなかったのだけど今年は何の加減かまき網船が殆ど見当たりません。そのためか筏周辺で頻繁にナブラができています。

仕事終わりにナブラを待ち伏せしてナブラにルアーを投げ込むと高い確率で大物が食いついてきます。最近はセキュリティーのスタッフがボートを出してくれるのでアンカーロープに悩まされることもなく釣果が上がってきました。



先日、スンバワ島で真珠養殖をしているK真珠さんを見学させて頂きました。



歴史を感じさせる建物が広い敷地に点々と建っています。何と創立30年だそうです。最近は真珠の巻きが落ちてきたので漁場が劣化してきたのではと心配されていましたが、まだまだ大丈夫でしょう。立派な真珠を作っておられました。

今回の視察で釣り道具を持って行くか迷ったのですがたったの1泊だったのでやめました。でも実は結構GTが釣れるという話を聞き、やはり持って行くべきだったと後悔しました。桟橋の周辺でもメッキか何かが小魚を追い回していて簡単に食ってきそうな雰囲気です。

ミャンマーに続きスンバワ島でも反省です。次からは釣れるかどうかとか考えず、まずは準備を怠らぬようにしようと思いました。


今回の浜揚げはメインは白ですが金色も3分の1ぐらいありました。細胞の色を厳し目に選んだのでなかなかよい色が出ています。


紫色の真珠層を持った貝を細胞に使うとこんな色の真珠もできます。ただこの色の貝はとても少なく滅多に見つからないのでまだ大量生産はできません。今回少し使ってみて感じたのですがこの紫色の細胞は巻きが少し遅く、この色が出ない確率が高いように感じました。前の会社で試験した時も多くは黄色かクリームになってしまいました。


これはサークルと呼ばれる言わば失敗作ですがこんなテリの強い珠であればとても綺麗で魅力的です。

今回の浜揚げで感じたのですが今年は真珠がよく巻いているようです。