初の真珠ネタです。

先日、タリセ島、H社へ真珠の浜揚げのお手伝いに行ってきました。タリセ島は僕の住むビトン市から車で約2時間+ボートで30分で行けます。この会社は昔から業界トップクラスの品質の真珠を生産していて、真珠業界では有名な会社です。H社とは僕がビトンへ住み着いてからちょくちょくお付き合いをさせていただいており、あの高品質珠を生み出す生産現場を覗かせてもらったりとてもお世話になっています。

今回は浜揚げをお手伝いしつつその高品質真珠を生産する元になるシロチョウガイの種貝を分けていただくために行きました。種貝というのは卵または精子を持った貝でそれらを人工授精させて子供の貝を作るために使います。よい貝を作るにはよい種貝が必要なのです。よい種貝というのは真珠の巻きが速いとか、色がよいとか、テリがよいとか、病気に強いとかいろいろな要素があります。今回は巻きの速さに重点を置いた種貝を探させてもらいました。

H社の浜揚げは今回も最高のできでした。グッド!

この貝の子孫から産まれる真珠も、きっと最高のものになるでしょう。ビックリマーク