シリーズA行橋最終日 | ビーチバレー 清水啓輔のブログ
準々決勝で負けてしまい、5位タイで大会を終えました。



悔やまれるところはたくさんありますが、これが試合だし、自分の、自分達の実力だと思います。



勝ち負けについてどんな考え方、哲学をもって競技をしていくか。



これはすごく重要なことだと思います。



熱すぎても、冷めすぎていても、僕は良くないと思っています。



勝つということは本当に貴重なこと。



かけがえのないこと。



だからこそ、どんな一勝も、心の底から喜んでいいこと。



そして自分達を褒めてあげていいと思う。



そんな貴重な勝利の裏には、多くの負けがある。



それとどう向き合っていくか、付き合っていくか。



自分達が必死に勝利を手に入れようとしているのと同じように、相手だって必死。



だから、切っても切れない、離れたくても離れられないのが、敗北という概念なんだと思います。



そこに熱くなりすぎたりして、うまく付き合えなければ、頑張れなくなったり、続かなかったり、辞めてしまったりしてしまう。



自分の向上につながらない。



次に繋げるため。



次は勝つため。



負けてしまったなら、そういう質のものにしなければならないし、そういう付き合い方をするべきなんだと思う。



ただ、負けてしまうことは仕方のないこと、と冷めすぎた捉え方をするのも次には繋がらないと思う。



だからこそ、熱すぎず、冷たすぎずの、絶妙な温度で勝ち負けを見つめなければ、付き合っていかなければいけない。



それが、よりよい競技生活を送るために必要なことだと僕は思っています。



昔は負けることが本当に嫌で、負けたらすげーイライラして、物にも当たったりして。



そんなこともあったんだけど。



その頃に比べて熱さがなくなったような。



いい子になってしまって、小さくまとまっているような。



そんな気もするんだけれど、でも、そこには色々考えて、少しだけ大人になった自分がいます。



今回の5位という数字だけ見れば、残念な結果かもしれません。



でも、その数字と向き合うことはそんなに重要じゃなくて。



悔しくないと言ったら嘘になるけど、僕が、僕たちが向き合わなければ、見つめなければいけないのはその数字ではないはずです。



まだまだ大会は続きます。



やることやって次に向かうだけです!