悔やまれるところはたくさんありますが、これが試合だし、自分の、自分達の実力だと思います。
勝ち負けについてどんな考え方、哲学をもって競技をしていくか。
これはすごく重要なことだと思います。
熱すぎても、冷めすぎていても、僕は良くないと思っています。
勝つということは本当に貴重なこと。
かけがえのないこと。
だからこそ、どんな一勝も、心の底から喜んでいいこと。
そして自分達を褒めてあげていいと思う。
そんな貴重な勝利の裏には、多くの負けがある。
それとどう向き合っていくか、付き合っていくか。
自分達が必死に勝利を手に入れようとしているのと同じように、相手だって必死。
だから、切っても切れない、離れたくても離れられないのが、敗北という概念なんだと思います。
そこに熱くなりすぎたりして、うまく付き合えなければ、頑張れなくなったり、続かなかったり、辞めてしまったりしてしまう。
自分の向上につながらない。
次に繋げるため。
次は勝つため。
負けてしまったなら、そういう質のものにしなければならないし、そういう付き合い方をするべきなんだと思う。
ただ、負けてしまうことは仕方のないこと、と冷めすぎた捉え方をするのも次には繋がらないと思う。
だからこそ、熱すぎず、冷たすぎずの、絶妙な温度で勝ち負けを見つめなければ、付き合っていかなければいけない。
それが、よりよい競技生活を送るために必要なことだと僕は思っています。
昔は負けることが本当に嫌で、負けたらすげーイライラして、物にも当たったりして。
そんなこともあったんだけど。
その頃に比べて熱さがなくなったような。
いい子になってしまって、小さくまとまっているような。
そんな気もするんだけれど、でも、そこには色々考えて、少しだけ大人になった自分がいます。
今回の5位という数字だけ見れば、残念な結果かもしれません。
でも、その数字と向き合うことはそんなに重要じゃなくて。
悔しくないと言ったら嘘になるけど、僕が、僕たちが向き合わなければ、見つめなければいけないのはその数字ではないはずです。
まだまだ大会は続きます。
やることやって次に向かうだけです!