おすすめの邦画は?
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箇条書きにする。
1.砂の器
2.天国と地獄
3.地獄変
4.犬神家の一族
5.丑三つの村
6.血とダイヤモンド
7.マタンゴ
8.肉体の門
9.福田村事件
10.ベイビーわるきゅーれ
古いものはまだまだ挙げたいが,キリがないのでやめておく。
1から8までは説明不要の有名な作品だろう。
最近『地獄変』が観たくてたまらないのだが,録画したディスクがどうにも見つからない…
ロケではなくすべてセットで撮影した物凄く豪華絢爛な映画。
加えて大スターの中村 錦之助演じるバカ殿様と,狂気の絵師,良秀には仲代 達矢。この2人の共演というだけでも貴重。
私,仲代 達矢が演じた役ではこの『地獄変』の良秀が一番好きかもしれない。自分がこの眼で見たものしか描けない絵師。
殿は極楽絵図を希望しているのに,今のこの世はまさに地獄とて地獄絵図を描くことしか承知しない。
燃え上がる牛車の中で悶え苦しみながら焼かれる貴婦人の姿を描くために,己の愛娘を使ってその光景を再現されても絵の完成のために目を背けずに,いや,むしろ恍惚とした表情で眺めながら瞼に焼きつけるのである。
この,良秀の娘を演じる内藤 洋子がまあ〜きれいで可愛いの何の!
劇中,彼女が横笛を吹くシーンが何度もあり,なかなか素敵なメロディなのだが,この曲が終盤の残酷な炎上シーンにもかかるのでやりきれなくなる。
『丑三つの村』は休日の夜中起き出してたまたまテレビを点けたら日本映画専門チャンネル(もしかしたらチャンネルNECOだったかも)で放送していた映画で,古尾谷 雅人の狂いっぷりが素晴らしいので,録画しておけばよかったと激しく後悔。
頭脳明晰で将来有望とされていた若者が結核のため兵役に就けない…というだけで村中から爪弾きにされることで狂気に走り,村の人間を一人ずつ惨殺してゆく話。
9と10は比較的最近の映画で,9は昨年かなり話題になった。
こんな事件が実際に起こったのか…と衝撃を受けションボリして帰って来たのを憶えている。
最後は何度も挙げている,女子高生スナイパーのコンビが活躍する映画。
スタイリッシュなガン・アクションと日常の会話のしょーもなさ,グダグダ感とのギャップが最高なのである。
現在シリーズは2までだが,今年の秋には3が公開されることが決定している。
もう,観る前から私内今年のベスト映画1〜3位になることは確定している(笑)。