あまりに情けない面構えなので噴き出してしまった。一体何事か。
母のメッセージによると,「チロちゃんの後をついてきて物凄い声で鳴いている」姿を撮ったという。
あちこちでエサをもらっており野良猫とは思えぬ程栄養が行き届いているチロを何かの折に見つけ,おこぼれに預かれないものかとついてきているのだろうか。
勿論チロの食事中に近寄ればただではおかないだろうから離れたところでケェーッ!グェーッ!と恨めしそうに鳴くばかり。
どこの家もキツネに進んでエサをくれてやろうというところはないので,可哀想な気もするが,いつもこんな表情で離れたところからチロを監視(?)しているそうだ。
尻尾だけはフッサフサだがひどく痩せていて,キツネもなかなか食べ物にありつけないのだなぁと判る。
ところで,キツネは「コーン」などと安易に文字起こし出来るような声で鳴きはしませんよ。
お伽噺じゃないんだからね。