ねこちゃん飼ったことある?
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実家にいる動物を愛でに行くだけで,自宅では飼ったことがない。
収納がないうえに物が多く,万年思春期状態の狭い部屋では猫などとても飼えない。
飼ったら,保護猫団体の人たちに取り上げられる自信がある。
何年か前の話でうろ覚えなのだが,知り合いの男性が同棲していた彼女と別れた際,彼女は自分の連れてきた猫「しんちゃん」を置いて出て行った。
決して愛情がなかった訳ではなく,彼がとても「しんちゃん」を可愛がっていたためである。
だが,ちょっとしたことで独り暮らしで猫を飼っていることをひとに話し,「可愛いでしょ」的なノリで写真を見せたら,近くに住んでいる保護猫団体の人に知られてしまい,アプローチして来られた。
部屋の中を見せると「独居男性の猫飼いは望ましくない」と穏やかに説得され,何回かの話し合いの末「しんちゃん」は彼女に引き取ってゆかれた。
狭い部屋に2人暮らしで猫を飼っている方が良くなさそうだけど…と思ったが,女性の独り暮らしだとOKで男性だと望ましくないというのは何となく解るような気がした。
だが,1人で世話をするのに疲れを感じていたことも確かだった彼は,その人のいる団体が里親を見つけてくれ,「しんちゃん」が新しいおうちで幸せに暮らしていることをSNSで知ることが出来て安心した…と言っていた。
彼を決して無責任とは思わないが,「しんちゃん」に良くないことが起こる前に里親さんが見つかったことは良かったなと思う。
自分では飼えない代わりに私は,職場にいる「猫おじさん」の3匹の飼い猫のうち1匹「はっさく」をとても気に入っており(しょっちゅう写真を見せられるため),狂ったように彼の絵を描いている。
黒白の,鼻の横にブチのあるむちむち体型の♂猫ちゃんなのだが,キャットタワーの籠の中にギュムギュムと体を押し込み,ぼーっとしている表情の写真が印象的だった。
四角い目を,していたのだ(笑)。
それがあまりに面白かったので,四角い目をした黒白の猫『さくちゃん』の漫画を描いて遊んでいるのだが,「ひとん家の猫をまた描いてる!自分の家の猫でもないクセに!」といつも覗きに来ては文句を言うのが「猫おじさん」の日課になってしまった。
文句を言う割にはその漫画のほとんどを家に持ち帰ってゆく(笑)。
ちなみに「猫おじさん」は奥さんと小学生の息子さんがおり,3匹の猫ちゃんたちは皆,保護猫出身。
とても厳格な審査のうえ里親を決めるところからお迎えしたそうだ。
猫ちゃんたちの暮らしぶりをまめに奥さんがXで写真と共にアップしているようで,そうすると保護団体側も安心できて助かるらしい。
最後は,おまけのみかん。
何だよそのやさぐれた顔は。