強権の再来 | 柿島伸次オフィシャルブログ powered by Ameba

強権の再来

https://x.com/i/status/1808996025321074815

石丸伸二氏を怖いと感じてる。

いや、石丸伸二氏になびく人が多い状況に怖いと感じている。

 

「今までなかった新しいものを」

「今までにない変わったものを」

「何かやってくれそう」

「何か変えてくれそう」

とふわっとした期待感で選んでしまう人が多い状況、その「何か」とは何かわからず「今まで」を調べずに人々が熱狂してしまう状況が怖い。

 

橋下徹氏を思い出したのは僕だけだろうか。

 

あの時もそうだった、既成じゃない何かがいいんだと思わされ維新を生んでしまった。

そして吉村を生み、結果大阪は今万博で大変なことになってる。

 

ちなみに石丸は橋下を尊敬し、橋下は石丸を応援している。

 

石丸伸二氏はあらゆるSNSを使って、相手を論破する動画をアップしてる。

見てる人は「古いものに喝を入れるカッコいい人」として捉え、スマホしか持たない若者は刺激的なサムネイルをタップして演出されたその動画にのめり込む。

 

二人に共通してるのは対話とは勝ち負けでありマウントをとることがなにより大事と考えている、自分の意見だけをしゃべり相手に話すスキをあたえない。時々ガス抜きのように政府を攻撃してみせる姿がイデオロギーの垣根をなくさせる。

 

政治信条は「ムダなものはカットしろ」という効率第一「貧困はがんばらなかったあなたが悪い」という自己責任論の新自由主義、いわゆる自民維新的なもの。

 

リンクした動画で「僕らの勝ちですよ」と笑いながら言う姿に人々はどんな風に思うのだろうか。