E127 1993 USAナッシュビル 1st アルバム レコーディング風景 | 柿島伸次オフィシャルブログ powered by Ameba

E127 1993 USAナッシュビル 1st アルバム レコーディング風景

1993年、アメリカテネシー州ナッシュビル。 

 

柿島伸次のファーストアルバム「名前のついていない場所へ」のレコーディング。 

 

この日を境に人生が変わるかも。

 

 4トラックMTRで作ったカセットテープの音源をその場で2回くらい聴く、1回目はどんな曲かを感じ2回目は各々のミュージシャンがナッシュビルチャートといわれる数字だけのオリジナル譜面をそこらへんに置いてある紙に書く。 

 

スタジオにはいったら各々確かめるために軽く練習。

ピアノなど僕からのリクエストフレーズはブースに入って弾いてみせたのを覚えてもらった。 

 

このレコーディングには譜面はない。 

自分なりにこれだと思うことをやる、違ったらやり直せばいい、それだけのこと。 

最高の時には叫んで喜び、違うとおもうところはハッキリ違うという。 

 

各々が大好きな楽器から生み出された音が、それぞれの楽器と融合する。

それを聴いてみんなであーでもないこーでもないと子供のように喜ぶ。 

 

音楽で遊ぶ、楽しい気持ちが一番大事。

 

難しい顔からはじまらない、ワクワクの期待で始まる。 

 

この日を境に人生が変わるかも、曲を作った時、レコーディングしたときそんな期待感が今でもずっと続いてる。

 

何十年も触ってない箱を開けたらこのVHSテープを見つけた。 大掃除もたまにはいいもんだ。