70  旅先で 山田晃士とセッション | 柿島伸次オフィシャルブログ powered by Ameba

70  旅先で 山田晃士とセッション

マネージャーのリュウさんとギターを一本づつもっていろんなところをまわった。

ギターは必ず2本持っていった、理由は僕が弦を切るから、今はもう切らない。

 

ありがたいことに全国の色々なライブイベントや番組に参加させてもらった。

 

イベントによっては会場によっては誰かのとのセッションがあったりもする、その場合は事前にセッション曲を決めて一人練習をしておく。

どこの会場でも本番当日のリハーサルで1.2回合わせて本番でゴーというのが一般的だった。

 

いつだったか友人山田晃士と福岡テレビの情報番組でたまたま一緒になったことがあった。

同じ横浜出身ということもあり横浜ライブハウスビブレでたまに一緒にステージにあがったりもしてた。

 

山田晃士は僕と同じビクタースピードスターから「ひまわり」という曲でデビューしたた。

「横浜心中」というドラマの主題歌になったこの歌はなんと20万枚の大ヒットを飛ばした。

 

『声に殴られる』前にも書いたと思うけど山田晃士のキャッチコピーはカッコいい。

 

『声が大きい』ちなみこちらが僕のキャッチコピー。

 

この「ひまわり」はアマチュア時代から歌っていた曲で何回かライブで聴いたことがあった。

忘れずに書いておくと、この福岡でデビューまで一緒に演っていたギターのヒロさんと会った、晃士と一緒にキャンペーンをまわっていたのだ、みんな横浜の仲間だ、ふっとみんなでコウさんを思い出す、一緒に汗を流した友が福岡にいる。

 

その番組で晃士と「やつらの足音のバラード」をセッションしたことがある。

同い年の僕らは見てきたアニメも一緒だったし歌詞カードがあればすぐ歌えた。

 

セッション曲を決めるため楽屋で……

 

か「なにやろうか?」

山「なんでもいいよー」

か「これとかどう?」

山「そうしよー」

 

練習しなくていい、子供の頃の感動を呼び起こすだけでいい、同世代の強みだ。

 

とても自然にギターを弾いて歌えたことを覚えている。

この時の感覚を覚えていて、のちにこれが別の形で生きてくることになる。

 

それはもう少し先のお話。