りゅうちぇるさん | 柿島伸次オフィシャルブログ powered by Ameba

りゅうちぇるさん

<本文より>

「ぼくの3歳になる息子の名前の由来は、「ヘアスプレー」というアメリカのミュージカル映画です。

 映画の舞台は、黒人への差別が激しかった1962年の米ボルティモア。ダンスが大好きな白人のヒロインが、テレビのダンス番組での黒人差別に抗議し、黒人の友人たちと一緒に踊ることができる番組を作る物語です。息子が大人になってこの映画を見たとき、人種差別や偏見について考えてほしいと思って名付けました。」

 

「人間ってわからないものに出会うと、型や枠にはめたがります。こういう人たちはきっとこういう考えを持っているとか、どうせこうなんだとか。そう考えた方が簡単で安心できるから。差別や偏見はそんなところから生まれると思います。一緒の考えの人といた方が人間は心地いいから、誰にも注意されないと、差別する人は似たもの同士でくっついていきます。だから差別される側の痛い思いは、差別する側には想像もできないのだと思います。」