日大アメフトの件で思うこと | 柿島伸次オフィシャルブログ powered by Ameba

日大アメフトの件で思うこと

『お前をどうしたら試合に出せるか監督に聞いたら、相手のクオーターバックの選手をワンプレー目でつぶせば出してやる』

『相手のクオーターバックを潰しに行くので使ってください』

『やらなきゃ意味ないよ』

『クオーターバックの選手に突っ込みますよ』

『思いきり行ってこい』

『できませんでしたじゃ済まされないぞ、わかってるな』

 

やらないという選択肢はないという空気。

 

最後の『わかってるな』の一言。

 

一歩間違えれば障害者にしてしまうような危険タックル。

自分のやったことの重大さに気づき試合後声をあげて泣いていたという。

 

昨日タックルした選手は相手を想い精神誠意の謝罪をした。

20歳という若さで名前も顔も出して一人で。

 

「正直にあったことをお話することが謝罪の一歩だと思いました」と。

謝罪の一歩というところが素晴らしいと思います、

これから謝罪が始まるんだということ。

 

反省して立ち直って明るく生きていってもらいたいです、僕は応援してます。

 

そして大学側の責任者は出てこない。

 

指示はしてない、

本人が勝手にやったこと。

本人が自分の意思でやったこと。

 

このクニの権力もったおっさん達は保身ばかり。

本当に卑怯でちっさい、今も昔も。

 

コレ、根が深いと思います。

すごく根が深いと思います。

 

タックルされて怪我した選手の一日も早い回復を願っています。

2018.5.23