駅でコップ酒を片手に 駅通路に横たわっていた老人の介抱をした。
老人は泥酔していて、駅員が声をかけていたが、瞳孔が若干拡大していた。
まず、駅員に「今、みたとこ、この方瞳孔開いているから、急変したら119してね。」と伝えた。
いったんその場を離れたが、
急変を警戒し、再度戻り 本人から聞き取りなどを行った。
バイタルを確認したところ徐脈気味(脈拍一分で50程度。)で、血圧がやや下がっていた(触診)。 その人は90歳で、通院中の病気があるとのこと。
聞き取りを続け、なんとか聞き取れる程度のか細い声で「あんたあったことあるよ。」 その場所をきいたところ、降車駅が同じと判明。
介抱していたところ、駅員に
「お客様は、医療関係者か何かですか?」
と聞かれた。
すかさず、
「そういうのじゃないけど、何人か蘇生したことならあるよ。」
とこたえた。
駅員は妙に納得した様子で、「なるほど、そういうことですね。」
と言った。
降車駅まで付き添いを申し出た。
老人は立ち上がり、付き添いがあれば 歩ける程度の状態になった。
駅員さんと協力し、
改札を通過するも、階段手前で、急変し横たわる。
再度バイタルを確認したところ、
脈拍 30秒で60程度(一分で120相当)
血圧も(触診で)さきほどよりやや降下した様子。
更に聞き取りを行い、老人は『糖尿病で通院している。』旨の発言。
「この方、先程聞いたのですが、糖尿病の持病があると言っていました。糖尿の薬を服用していて、さらに酒を飲んでいるとなるとかなり危険かと思います。脈も30秒で60まで上がっています。」
と『介護福祉士』と記載のある名札をつけた駅員に伝え、
駅員「それじゃ、なおさら心配なので、警察呼びますね。場合によっては救急車もよばなきゃいけないので。」
俺「お願いします。」
その後駅員にまかせ、『電車に乗るも、糖尿病薬と酒同時ならそろそろ血糖値と体温が降下するころ。』
と気づき、駅員に
「さっきの方、そろそろ身体冷えてくるころだから、毛布あったらかけてあげてね。」
と伝えた。
その後、110で、警察に 情報の行き違いのないよう 本人から聞き取った情報と、観察したバイタルなど、経過などを伝えた。
自分にできるのはここまでだ。
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ふーっ、疲れた。
別に、このブログは 応急措置状況を書く為に はじめたわけじゃないんだけどな・・・・
やけに何回も、急病人の応急救護などをしているな。俺。。。