コロナ感染者や家族等に起きてることと酷似してません? ”てんかん 差別や偏見について思うこと” | てんかんと闘うスポーツ音楽好きしんちゃんのブログ

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僕はてんかん持ちで、今もてんかんと闘っています。同じてんかんと闘っている方と、辛さを共有できる「大切な仲間」として闘っていきたいです。※なお、明らかに業者、名前を売るための方、最低限のルール、マナーの無い人フォロー申請、コメント等承認しない場合もあります。

これは僕が約3年前に発信したブログです。

 

最近、コロナの感染経験者や、そのご家族の方が、その辛い経験談を語ってるのを、テレビ番組等でよく見かけます。

 

つまり・・

コロナに本人が感染した、あるいはご家族の方が感染した、ということで、職場の上司等に報告したら、

「しばらくは出社しないでください。」とか、「もう職場には来ないでください。」みたいに言われた、というような話です。

 

ここまでは「濃厚接触者」に該当するので「2週間の自宅待機」を求められるのは、それ以上の感染を防ぐ手段ですから、仕方ないことだと思います。

 

ところが、その家族が感染したという方で、その方もPCR検査を受けたところ「陰性」だったというのに、こういうことになった、というわけです。。・・

「今までは、周りの方々と、特に何のわだかまりもなく会話したりしていた。ところが家族がコロナに感染したというだけで、自分の近くからみんな、突然態度を変えて逃げて行った。そのために、話すことどころか、顔を見たり、目を合わせることすらできなくなった。なんでこんな思いをしなければならないのか、理解できません。ショボーン

 

・・この話を聞きながら・・僕達のようなてんかん持ちに対する、周りの人々の差別的な行為を思い出しましたね。

 

昨日まで「親友」だと言っていた人間が、「てんかん」だというだけで、突然態度を変えて、音信不通になった、なんてこともありましたし、

何人もの人が僕の近くに寄り付かないように逃げていきました。

 

そして・・自分の実の父親ですら、「てんかん」だとわかって以降、僕のことをキチガイ呼ばわりし始めたり、

「お前はもう、俺の子供じゃない。」なんてことを目の前で言うようになったり・・

 

こうして、自分の周りにいた人達が、「てんかん」だというだけで、汚いものから逃げるように逃げて行ったこと。。

 

・・正直言ってものすごい「差別」ですから、その時に感じた悔しさ、屈辱感はものすごいものでしたね。。えーん

(涙も流れないほどの状態でした。この悔しさは今でも持ち続けていますよ。)

 

僕は、そのコロナ感染者の家族の話を聞きながら、

「これって、てんかん持ちの方々や支援者の方々が感じさせられ続けてきた『悔しさ(屈辱感)』にそっくりだ。。」と感じています。

 

それゆえにこういう気持ちでいます。

「コロナを感染したからとか、感染者の家族だからというだけで、悪人扱いしたり、差別扱いすることだけはやめてほしいし、自分自身も絶対にそんなことはしないようにしよう。」

 

てんかんと同じで、「なりたくてなった人(感染したくて感染した人)なんて一人もいないし、感染したからって悪いことをしたわけじゃない。」と思うからです。

 

そして、差別偏見を受ける側の身にもなって、受けることの辛さを考えてほしい・・そんなふうに思います。

 

 

ただそれでも、明らかにコロナを感染してるのに、周りの不特定多数の人に感染させてやろうとばかりに、自宅待機や入院等をせず、許しがたい行動をしたような人のことは絶対に許すわけにはいきませんよ。ムキー

 

みなさんはどう思われますか??

 

では、ご参考までに、3年前に発信したブログを再発信しますね。照れ