「Y-1グランプリ」開催いたします。（団員）

審査員になりたい。

M-1グランプリやキングオブコントが放送されるたびに、独自の採点と講評をSNS等で発表する一般人に対して半笑いしている私ですが、同時に自分の中に湧き出ている気持ちに目を向けてみると、

「俺もそれやりたい」

「なんかそれ楽しそう」

「訳知り顔で点数とかつけたい」

要するに、

「私も審査員になりたい。」

しかしながら、散々半笑いしておいて、今さら私がM-1やKOK等の賞レース、はたまた映画やドラマ小説音楽料理店等等に点数をつけるのは、恥ずかしい。

それに、賞レースに出場している人々は、この大会の趣旨やルールを理解し乗っ取りその上で参加し、大会サイドが用意した審査員に審査されることは了承した上で出場しているわけで、見ず知らずの３１歳薄毛剛毛低所得おじさんに勝手に審査されるのは心外論外想定外のことでしょうから、要するに嫌でしょう。

ということで、「Y-1グランプリ（曜日１グランプリ）」を開催いたします。

１組目

エントリー№20231030 「月曜日」

得点：８６点

１組目ということで、これがこの先の審査をする上での基準点になりますからあえて低めにつけましたが、本当だったらもっと高い点数でもいいくらい良くできた曜日でした。

おばあちゃんに電話したら、「団員ちゃんはインフルエンザのワクチン打った？私もこないだ打ちに行ったんだけど、あれ結構な値段するもんねえ、４０００円とかするんちゃうかったっけ？まあ私は１５００円だったんやけどｗｗもう私すごいおばあちゃんｗｗｗ」っておばあちゃんが自分で自分でツボに入っちゃって笑い続けてて、めちゃオモロでした。

２組目

エントリー№20231031 「火曜日」

得点：８７点

非常に安定感のある素直な曜日で好感が持てました。

火曜日は毎週radikoのタイムフリーにて「伊集院光深夜の馬鹿力」「空気階段の踊り場」を聴く日なので、ラジオを聴く面白さ歓びは保障されているものの、逆にラジオ以外の記憶がいまいち印象に残りません。

３組目

エントリー№20231101 「水曜日」

得点：８５点

トレジャーファクトリーで買ったカーディガンのトレジャーファクトリー臭がさすがに強すぎたので朝から洗濯をして干して、久しぶりに乾燥機を使わずに洗濯物を干すという行為をしたことで、なるほど、洗濯にしても掃除にしても勉強にしても仕事にしても、それ自体はやれば楽しいもので、ただそれを毎日やらなければならないとか気が進まなくてもやらなくてはならないとか、っていうか「やらなくてはならない」という状況が生まれた瞬間にたるくなるんだな、それ自体は本来は楽しい行為なんだ、っていう大事な発見がありました。

あと、仕事場に向かってから急遽お休みになったので、せっかくなのでと普段電車で通っているところをいけるところまで歩いて帰ってみようってめちゃくちゃ歩いてみたりして、それはそれで楽しかったのですが、当然すんごく疲れたので、得点としては８５点です。

４組目

エントリー№20231102 「木曜日」

得点：８４点

全体的なまとまりはありましたが、後半もうひと展開欲しかったですね。

悪い記憶は無いのですが、良い記憶も、いや、むしろ何か良いことがあったかもしれないくらいに、心地良い精神状態だったような感覚の記憶はおぼろげにあるのですが、具体的に何があったのか思い出せない、単体の１日としてはそれでもいいかもしれませんが、Y-1を戦う上ではそれじゃあ勝てない、Y-1用の１日を用意しておかないとどうしても点数は伸びませんね。

５組目

エントリー№20231103　「金曜日」

得点：８３点

大事な大事な友人が、今大変な状況にあると改めて知ることとなり、心配で心配で。

イーロン・マスクくらい大富豪になって「１０億円やるから仕事やめてゆっくり休むのです」って強制的に退社させられる人間になりたい。

自分の不甲斐なさへの８３点です。

６組目

エントリー№20231104 「土曜日」

得点：９０点

現時点での最高得点が出ました。

先輩とやっているpodcast『「＃ゆるラクゴ」のつくりかた』の収録がありました。

元々仲良くさせていただいてましたが、このポッドキャストを始めてからほぼ毎週２時間近くじっくりお喋りさせていただくようになり、楽しさ２億倍増って感じで最高です。