大島からの手紙・・月島の地再び編 | 大島からの手紙

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そんな訳で、お久!

帰ってきた「大島からの手紙」コロナの野郎を乗り越える巻の始まりなのだ。


もう前回の手紙から三年ぶりになるのか・・

しかしこんな風に時代が過ぎて行くとは、あの日皆で集まった時は想像も出来なかったよな。

いつでもまた集まってワイワイ親交を深められると思っていたのだ。


今はこの春の穏やかな日々を迎えられて本当に良かった。

幸せとは日々の日常が普通に生きられる事なんだなぁと思う今日この頃なんだなぁ。


そしてロシアとウクライナの今の状況を見ると、日本の平和がとても凄い事なのだと思える。

とりあえず今の自分たちに出来る事はなんでもやって行こうと心の底から考えてしまう日々なのである。


俺たちだってこの先あとどれくらいの時間が残されているか分からない所に来ていると思う。

とにかくその日一日をやっぱり大切に生きることだと思うよ。

皆もコロナ禍で色々あったと思うが、元気出して生きていこーぜ!


とりあえず形式的な挨拶はこれくらいにして、ここからはいつもの「大島からの手紙」らしく行ってみよう!


やっぱり恋っていいよなぁ。

今、昔流行ったドラマ「101回目のプロポーズ」をもう一度見直している。

そう武田鉄矢と浅野温子主演のお話である。

武田鉄矢演じる42歳の中年「星野達郎」が浅野温子演じる「矢吹かおる」に100回目のお見合いを挑むお話である。


ドラマは達郎が、かおるに惹かれ恋をして、自分を変えようと奮闘努力し、人生を賭けてアタックしていくのだ。

まだ見たことの無い人はすぐに見た方がいいのだ。

人の恋のお話なのだが、きっと涙が流れてしまうくらい良いドラマなのだ。


そしてやっぱり恋って人を強くしたり、悲しくしたり、人の心は見えるものではないが確かに身体の一部であると思ってしまうんだなぁ。

他人の恋でも感動してしまうのだから、やっぱり自分の恋は素晴らしいものだったんだなぁ。

俺の恋は悲しくも破れたりフラれたことも多々あったが、その破れたハートは自分にも相手にも「思い出」」って形で身体の中に残っているんだろうな。


まぁそんな訳で、俺もこの三年色々あったが、今はなぜか月島で仕事をしているのだ。

そうあの京商のあった場所月島である。


あの頃は都バスで大島から森下を経由して、月島三丁目で降りて京商に通っていたのだ。

今は都営新宿線から大江戸線経由で月島駅で下車している。

とても便利な時代になったわけだ。


そして今の職場はその月島駅から徒歩5分ほどのところにある。

我ながらこの歳でまさか再び月島に通うことになろうとは夢にも思わなかったよ。

俺にとっての「約束の地」そして心の故郷「朝潮橋」を春の風に吹かれて渡る日々が来るとはな。

ちょっと感慨深いものがある。


軽く報告しておくと、通学路にあった「ナナ文具」と「晴海屋」はいまだに健在だ。

しかし喫茶店の「茶茶」と「いとうパン屋」はなくなっていた。

でも俺たちが毎日通学して渡っていた「朝潮橋」は、あの頃と同じ匂いの風が吹いているよ。


橋を渡りながらあの頃、テニス部の八木さんが好きだった自分の姿を懐かしく思い出す俺なのである。

そして昔の大島からの手紙(自分のブログ)を読んでいて、アッと気が付いてしまったのである。

俺はあの頃、八木さんがあんなに好きだったのに一度も本人に気持ちを伝えていなかったのだ。


今思うとテニス部の他の先輩(西山さん)に相談してはいたのだ。

たぶん西山さんから八木さんには俺の気持ちがそれとなく伝わっていて、優しい八木さんは俺の誘いに応じてくれたんだろうな。

時に鬼のように厳しく、時に天使のオリビアのように優しく、優柔不断な俺に接してくれた八木先輩。


やっぱりあの頃の俺にとっては「憧れのマドンナ」だったのだなぁ。

京商時代、あの人を想う俺でいたから、毎日毎日楽しく通っていけたのかもしれない。

まぁ何にしても最近の俺は「月島あの頃の思い出の風の中」なのである。

そして今流れている曲は「101回目のプロポーズ」の主題歌、チャゲ&飛鳥の「SAY YES」で決まりだ!


まぁ俺たちもいつどうなるか分からない時代に入った。

コロナも治まってきたし、そろそろ集まろうぜ!


じゃあ今日はこの辺で勘弁してやろう。

では次回「大島からの手紙 恋は5月の風の中で」に続くのである。

それじゃぁまた!じゃんじゃん