こんにちは。
2024年6月15日からアルと一緒にトライアルに行っていたことちゃんが、トライアルを中止して帰ってきました。
いつも応援ありがとうございます、わたなべです。
2024年6月15日からアルと一緒にトライアルに行っていたことちゃんが、トライアルを中止して帰ってきました。
詳しい説明は難しいのですが、食べない、水を飲んでいるかわからない、最終日までトイレしているか微妙だった、その他不安要素があり。
1歳になったのである程度は耐えられると判断し見守りましたが、やはり腎臓のことがあるので、中止させていただきました。
里親さまはことちゃんのことを思い、ご尽力くださいましたが、私がこのまま続けるのは難しい、また将来的にもことちゃんの里親になっていただくのは難しいと判断しました。
ヒアリング不足で私が勘違いしていたこともいくつかあり、食べない・飲まないことへの危機感の共有が上手くできなかったり、いろいろすれ違いを起こしてしまい、里親さまには多大なご負担をお掛けしてしまいました。
これ以上ことちゃんのことを想ってくださる里親さまは見つからないと思う程、本当に素敵なご家族でしたが、ことちゃんが生後1ヶ月から11ヶ月も我が家に滞在したことで生まれた環境の変化への適応の難しさも重なり…
そもそも腎臓が将来的に悪くなる可能性がある、突然死の可能性がある子をお迎えくださったのです。
並大抵の覚悟ではないと思います。
我が家は経済的にこれ以上医療費を増やすのが難しく、かといって同じ条件でまたトライアルをしたところで同じ結果になってしまう。
条件の見直しやトライアルの工夫等、里親募集の再開については少し考えさせてください。
ことちゃんはトライアル前日より350gほど体重が減って帰宅。
たくさんお水を飲み、ご飯とおやつをもりもり食べ、ずっとご機嫌ゴロゴロです。
私は正直言ってもう正解がわかりません。
いつ腎不全を発症するか、突然死するかわからない、ことちゃんの今を大切にしたい。
ことちゃんの未来を幸せなものにしたい。
その想いが両立する方法は無いのでしょうか。
私はことちゃんに必要な医療が、我が家の経済力の無さで諦めるしかないなんて、そんなことにはなってほしくありません。
でもことちゃんは恐らく今までもこれからも我が家で暮らすつもりで、うちの人間や猫にすっかり懐いてしまい、他の人に全く心を開かない。
トライアルから帰ってきた時だって、それが当たり前のように、ただ預けられていただけのように、大喜びで部屋中を駆け巡り、みんなに頭突きして、たくさん甘えて、お水を飲んで、おやつを食べて。
もし今後トライアルで長期間ご飯を食べなかったり、水を飲まなかったり、トイレをしなかったりした影響で腎不全になったり死んだりしたら…
もう、怖いです。
どうしたらいいのか本当にわかりません。
そんなの、経済力が無い、幸せにしたい、そんなのは人間のエゴじゃないですか。
ことちゃんは短くとも楽しい猫生を我が家で過ごすことに決めているのかもしれないのに。
ずっと昔にあったんです。
あぁ、トライアルに行かなければもっと長生き出来たのかな、って思ったことが。
誰も予想出来なかった。
皆ただ幸せになってほしくて行動しただけなのに。その結果がこれか。
怖かった。自分のせいで。
もう二度とあんな思いはしたくない。
人間の心というものは脳にあるはずなのに、思い出す度にまるで胸に深い傷があるように痛んで。さすって誤魔化したってあの子は帰ってこない。
日常の幸せは確約出来たとしてもいざという時に医療費が出せない、そんなのはもう飼い主失格なのです。
だからことちゃんをうちの子にすることは出来ない。
短いかもしれない猫生をわたなべに託したんでねぇの?
わたなべと一緒に生きていこうって思ってるんでねぇの?
そんなことはわかっとる。
でもそれは今のことちゃんの感情だから。
里子に出て幸せになったら、きっと変わってくるに違いない。
そう信じて送り出したはずなのに。
また同じことで悩むことになろうなんて。
つまづくなんて。
ごめんねこっちゃん。頼りない保護主で。