カケラバンクオフィシャルブログ「先の見えないこの時代で」Powered by Ameba -17ページ目

感情をつたえあうという事

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「コミュニケーションとは感情を伝えあうこと」


あるサイトにあった、

セラピスト「平準司」氏の言葉が胸に刺さった。


小さい頃から僕は、

素直な感情を肯定したり、

理解してくれる人が、

周りにいなかったので、


本音を押し殺して、

建前で生活する癖があった。


それが大学生の頃、

ふと出会ったギターで、

オリジナルの歌詞やメロディを、

生み出して行くという事が、

悪くて怖い物じゃないんだと気付き始めた。


大学が終わった夜の、

2時間ほどの路上ライブの中、

たった1人か2人だったけど、

さっきまで他人だった人が、

僕の唄に演奏後拍手をしてくれた時、

あっ僕の居場所はここなんだって感じた。


それから20年弱歌って来て、

色んな経験をして来て最近ふと思った。


家族に対しても弘に対しても、

ファンのみんなに対しても、

感情をつたえあう事はもちろん大事。


でも更に大事な事があると。


「感情を伝えあう前に、

伝え方を間違えるとコミュニケーションは壊れてく」


って事。


東京に居た頃は、

何でもかんでもぶっきらぼうに、

周りに感情を逐一伝えてた。


そしたら、

喧嘩する回数も増えてった。


プレゼントと一緒で、

花束を投げつけて渡したら意味がない。


指輪をナイロン袋に入れて、

渡したら元も子もない。


その技術を京都に戻って来て、

日々コツコツと学んできた。


まだまだ未熟だけど、

10年前より上手くなった気がする。


だからこそ、

今こうして生徒のみんなや娘にも、

生きる上での大事な事を、

ゆっくりと教えられてる気がする。


昨日の朝「スッキリ」に、

僕が教えてるスクールの子が、

約3万人の中から見事、

EXILEのHIROさんに見いだされ、

「FANTASTICS」のボーカリストに、

決定し生出演していた。


大きな夢を叶えたその子の、

初々しい表情を見てて、

祝福の気持ちで涙が出そうになった。


本当におめでとう。


そして同時に羨ましさもあった。


羨ましいって気持ちは、

自分が手にしたい物を、

目の前の人が持っている時に、

感じる感情だと心理学で習った。


僕の中にはまだ夢があるんだと気付いた。


歳のせいにしてそれを、

誤魔化そうとしてた時期もあったけど、

今はその本音を隠さずにいる。


来年もっともっと成し遂げたい事がある。


そう断言する。


叶うまで僕は歌う。


叶ったとしても僕は歌う。


それを確信してる。


だからこそ、

次のライブでも目の前の人に、

感情を丁寧に伝えあおうと思う。


最適な方法でお互いが、

優しい気持ちになるようなライブを、


一緒に作りたいと思う。


どうか会いに来て下さい。



※上記写真:上野由日路さん(東京・青山)


PS:さきほどテニスの昇級試験で、

見事優勝し来月から上のクラスに上がります。

今年1月から始めた一つの事が実って来ました。


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*****************

【カケラバンクワンマンライブ】

「幹也声誕祭」

[日時]1月14日(日)
OPEN 18:00/START 18:30
[場所]東京・四谷天窓
[料金]3000円(ワンドリンク代別)


[チケット通販]
https://www.kakerabank.com/live/

[メール予約]
info@kakerabank.com
へ①お名前②ライブ日③人数
を明記し送信して下さい。
返信が来たら予約完了となります。

ネガティブになれる喜び

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弘と2時間も電話をした。


気づけば深夜1時を回っていたので、

あわてて「ほな」って言って電話を切った。


来年の事を沢山話した。


音楽の未来の事、

チャットモンチーの解散の事、

新しいプロジェクトの事。


弘と長電話をしてるといつも、

ネガティブな発言をしてしまう。


でも決まって弘は、

ポジティブな事を言ってくれる。


いや、


弘がポジティブにしてくれると、

分かってるからあえて、

ネガティブな不安材料を、

全て伝えてる自分がいる。


漫才のボケとツッコミのように、

それがワンセットみたいに。


そう言えば先週、

ある脳科学者が笑いながら、

YouTubeで言っていた。


「友達なんてもう古いですよ。

古代の人々は一人で生きて行けないから、

社会という物を作って集団で生き伸びて来た。


けど時間をかけてインフラを整えて、

都会と言うものを作った。


無縁社会は快適さを追い求めてきた結果ですよ。」


そっか。


そうだよな。


確かに。


僕はうなずいた。


けど心のどっかで笑えない自分もいた。


効率を追い求めたら、

人間が本来持っている、

「感動」する心さえもなくしてしまうはず。


面倒臭い人付き合いや、

恋愛や結婚や子育てなんて、

無くせるなら無くしたいって思ってる人が、


友達も恋人も作らず、

淡々と仕事をしてても、

大きな感情は動かないと思う。


大きな「感動」は生まれないと思う。


苦悩や葛藤の先にしか大きな喜びはないと思う。


カケラバンクを再開して、

思ったようにはやっぱ行かなかった。


やるからには、


もっと沢山の人とライブを作りたい。


もっと沢山の人にCDを届けたい。


けどこの1年間、

理想と現実のギャップに、

何度もネガティブになった。


けど休止してた2年7か月の間、

こんなネガティブは味わえなかった。


判で押したような平凡な日々には、

ネガティブもポジティブもそんな無かった。


「前進したい人にしかネガティブという感情は生まれない。」


いつかのブログに書いた自分のフレーズを思い出した。


僕はこの、


「ネガティブになれる喜び」

が欲しくてミュージシャンに戻ってきたんだと改めて思った。


誰かにとっちゃ、

面倒臭いようなコミュニケーションも、

いつかの嬉し泣きの為だと信じてるから、

何一つ苦にはならない。


電話を切った後電気を消して、


「ここから!」


真っ暗な部屋で握り拳を作って、

そう僕は一人でつぶやいた。


さっきまでの光が残っていたのか、

目を閉じたのにまだ明るかった。


まるで未来の僕らを暗示するかのように。



※上記写真:櫻井幹也(京都府・南丹市)


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【カケラバンクワンマンライブ】

「幹也声誕祭」

[日時]1月14日(日)
OPEN 18:00/START 18:30
[場所]東京・四谷天窓
[料金]3000円(ワンドリンク代別)


[チケット通販]
https://www.kakerabank.com/live/

[メール予約]
info@kakerabank.com
へ①お名前②ライブ日③人数
を明記し送信して下さい。
返信が来たら予約完了となります。

目の前の信号は青の点滅だった

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おかげさまで、

4年ぶりのCD「十月十日 」が、

先週から発売開始されました。


それを記念したワンマンライブの、

東京編が無事終わりました。


この4年間の色んな想いが、

僕らの中で交差した最終日、

思わずステージ上で涙ぐんでしまった。


弘も少しウルって来てたはず。


それぐらい今作が産まれるまでに、

2人の間には色々ありました。


後夜祭でその一部を話したので、

その場に居たファンの何人かも、

一緒にもらい泣きされてました。


10年も1つの事を続けていれば、

苦しかった事も失敗の数もたくさんある。


でも今ステージに立ててるって事は、

それと同じ数だけ乗り越えて来たって事。


「ここから!」


最終日のライブのラスト、

「Song for you」のアウトロで、

僕はアドリブでそう歌ってた。


そして、


ライブ後東京駅から、

夜行バスに乗って、

すぐに消灯された、

真っ暗闇の車中で、

液晶画面に次々と流れる、

沢山のファンの方のつぶやきを見て、

僕は一人で思ってた。


「カケラバンクは無名の頃から大好き」


ファンのみんなが、

カケラバンクの事を知らない人に、

いつか自慢できるようなミュージシャンになる。


だからもう一度挑戦したい。


そんな想いがフツフツと湧いて来た。


誰かが鼻で笑っててもいい。


そんな事は夢を持ち始めて、

周りにそれを伝えてバカにされてた、

17年前からずっとされて来たから、

もうすっかり慣れている。


自分を信じるだけ。


相方を信じるだけ。


ファンを信じるだけ。


それだけ。


それだけで歌は作れる。


それだけで歌は歌える。


座席を後ろに倒して、

僕は目をとじた。


暗い道をスピードあげて走ってる。


そのバスみたいに、

僕はただただ目的地に向かって、

アクセルを踏んでたい。


一定のタイミングで、

街灯がまぶたを白くする。


なんだか、

夢と現実の境目が分からなくなった。


いや境目なんて、

元々ないのかもしれない。


そんな事想ったら、

右の口角上がった。


いつか笑わずに本気でそう思いたい。


そんな事考えてたら、

夢を見ていた。


弘と沢山のファンと手を叩いて笑ってた。


そんな夢を見ていた。


そしたらあっという間に、

バスは京都駅に着いていた。


外はまぶしい朝だった。


雨が降っていた。


傘が無かったから、

僕は走った。


目の前の信号は、 

青の点滅だった。


間に合う。


疑う事もせず僕は走った。


いつもよりスピードをあげて。

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【2018年カレンダー発売開始】


https://www.kakerabank.com/2018calendar/

 

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【通算十枚目のCD「十月十日」
発売記念大ワンマンライブ】

「十年一日の如し」


●京都編

 ~カケラバンクの産まれた場所で~

[日時]10月21日(土)
OPEN 17:00/START 17:30
[場所]京都・三条・和音堂
[料金]3000円(ワンドリンク代別)

 ~翌日は後夜祭!~

[日時]10月22日(日)
 OPEN 17:00/START 17:30
[場所]大阪・此花区・モトタバコヤ
[料金]3000円(馬刺し料理ビュッフェ付)


●名古屋編

 ~名古屋二回目のワンマンライブ~

[日時]11月12日(日)
OPEN 17:00/START 17:30
[場所]愛知・名古屋・Perch
[料金]3000円(ワンドリンク代別)
[ゲスト]斉藤利菜


[チケット通販]
https://www.kakerabank.com/oneman/

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info@kakerabank.com
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返信が来たら予約完了となります。