反反面教師 | カケラバンクオフィシャルブログ「先の見えないこの時代で」Powered by Ameba

反反面教師

20170202a


学生のいじめによる自殺が、

去年仙台で先月福島で、  


小学生の総額150万円の恐喝が横浜で、


同級生に暴行されてる、

動画のSNSへの投稿が沖縄で、


起こった。


いずれもそれを、

学校や教育委員会が、

いじめとは認めないという

ニュースが流れてた。


子ども達に問題が起こっても、

それに大人たちはフタをする。


昔からおなじみの、

このパターンを読んでて、


前々回のブログ で書いた、

心理学者「フロイト」の「防衛機制」を思い出した。


「防衛機制」とは、

「エス」と言われる欲動と、

「超自我」と言われる道徳が、

衝突した時に嫌な気持ちや不安になる。


それを間に「自我」が入って、

自動的に自分の心を守ろうとする機能。


それには約9類あると言う。


①抑圧

 嫌な事を無かったかのように無意識に押しこめる(無視)

②合理化

 自分の行動は正しかったと理由をつけて正当化する(責任転嫁)

③同一視

 憧れの人と同じようにふるまって満たす(熱狂的ファン)

④投影

 相手への嫌悪感を相手も同じく持っていると思いおしつける(自己中)

⑤反動形成

 したい事と反対の事をする(あまのじゃく)

⑥逃避

 学校や会社に行かないで空想の世界に入る(ひきこもり)

⑦退行

 気持ちを子どもに逆戻りする(赤ちゃん返り)

⑧代償

 別のやり方で埋めようとする(ワーカホリック)

⑨昇華

 世間から認められる芸術やスポーツに打ち込む(夢)


誰しも日々上のどれかを行って、

日常を過ごしている。


けど、


現実逃避は度が過ぎると

精神疾患が起こると言う。


学校や教育委員会がもし、

日常で起こってるいじめを、

保身の為に見過ごしていれば、


それを見ている子どもたちが、

やがて大人になった時

そのやり方を真似したって、

もう反論は出来ない。


毎日色んな事が僕にも起こる。


逃げたくなる事だって沢山ある。


でも少しずつ自覚している。


「あっ今”投影”して自分を守ってるなぁ」


「あっ今”昇華”で自分を戻そうとしてるなぁ」


とかって。


「逃げずに生きる」


なんて僕は言えない。


「たまに逃げても良い」と思う。


その変わりたまに、


1人の父親として、

1人のミュージシャンとして、

1人のボイストレーナーとして、


子どもやファンや生徒達に、

「真似をしたい」って想いで目を輝かせてもらえる言動をしたい。


反面教師として見られるより、

やっぱり教師として見られる部分が大きい人間でいたい。


反「反面教師」になりたい。


その為に今日もコツコツと、

ひろむとカケラバンクで、

何が出来るか話し合ってる。


春のワンマンライブで何が、

表現出来るかさらけ出してる。


おこがましいけど、


1人でも多くの人を、

やっぱ僕は救いたいから。



※上記絵:櫻井幹也


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【結成10周年記念大ワンマンライブ】

 

「十字路」


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京都編

~カケラバンクの生まれた場所から~

[日時]4月23日(日)

 OPEN 17:30/START 18:00

[場所]京都・三条・和音堂

[料金]3000円(ワンドリンク代別)


東京編

~活動休止前ラストライブの場所で再び~

[日時]4月30日(日)

 OPEN 17:00/START 18:00

[場所]東京・吉祥寺・スターパインズカフェ

[料金]3300円(ワンドリンク代別)


愛知編

~初めての名古屋ワンマン~

[日時]5月14日(日)

 OPEN 18:30/START 19:00

[場所]愛知・名古屋・Perch

[料金]3000円(ワンドリンク代別)


[チケット通販]

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