豊田章男さん、いいの？それで

どうも、おっさんよ。

今回のトヨタ、ホンダ、マツダ、スズキの車両の型式指定申請における不正行為の件だけど
トヨタの会見が一番むごかったわね

１：私は知らなかった、部下がやったんです

「ブルータス、お前もか」

という豊田章男氏の発言は
「信じられたモノに裏切られた」
という意味よね。
つまり、
「ちゃんとやってると信じてた連中に裏切られたんです。部下がやったことなんです」
という意味としかとりようがないわ。

「部下がやったんです。私は裏切られたんです」

豊田章男さん、いいの？それで

２：より厳しいテストでやったんだよ

日本の認定試験が現実的でない

ということだったわ。

でも本当かしら。

清水和夫氏が、この疑問に対して、おっしゃっているわ。
要約すると

追突試験のテストで、
1100㎏±20㎏の台車
を後ろからぶつけてテストすることころを
1800㎏の台車

をぶつけてテストしたからより安全

と主張するが
もし実際より重い衝撃に耐えるように作った車体だったら
より潰れにくいから
実験より軽い衝撃だとつぶれて衝撃を吸収する力が弱くなって
ぶつけられる車両の乗員、ぶつかってくる車両の乗員の衝撃が強くなる。

オフセット衝突も、実際よりより厳しい条件だと、より潰れにくい車両を目指すことになり
適切につぶれて衝撃を吸収する
事ができない

そして、最後に

1. 基準より厳しい試験≠基準より安全
2. 制度が厳しいなら日本自動車工業会を通じて提案すべき
3. 国連基準調和各国の相互認証を可能としてメーカーの負担を軽減している
4. 欧州と同じ基準であるが日本の自動車メーカーが認証試験不正を頻繁に行う原因を考えることが急務

ということを付け加えられております。

「より厳しいテストを行っているから安全です」

豊田章男さん、いいの？それで

３：トヨタを愛するユーザーのみんなにわかる言葉で謝罪してほしいわ

最後に
章男さん、もうちょっとわかりやすい言葉で謝罪すべきよね。
「認証にかかわるプロセスを整理したところ、リードタイムには約1年かかる。」

「全てのステークホルダーの皆様に心よりお詫び・・・」

リードタイム？
ステークホルダー？

みなさんご存じ？この言葉の意味
おバカのあたしはもちろん知らないわ。

２チャンネルの創始者のひろゆきさんと勝間和代さんの対談で

勝間さんが「写像」という単語を使って、それに対して

ひろゆき：「写像？」

勝間　　：「・・・・（笑）」

ひろゆき：「なんですか？写像って」

勝間　　：「・・・・だめだコレ（笑）」

と、”写像”という意味を知らないひろゆきさんを小ばかにして、笑ったのよ。

出典元：歌川たいじ

常識的ではない言葉を持ち出して、それを知らないことに対して相手を小ばかにするのは
人を見下した残念な人間だと思うわ。

今回
”リードタイム”

”ステークホルダー”
などを持ち出して謝罪することが間違っているとは思わないわ。

でも、いろんな年齢、いろんな教養レベル、いろんな生活レベルの人がいて、
みんながトヨタを支えているのに、こういう言葉で謝罪することが正しいのかしら？

例えば

”リードタイム”　は　”所要時間”
”ステークホルダー”
は
”トヨタを応援して下さるすべての皆様”
でよかったんじゃないかしら

ちょっと難しい言葉がちりばめられた謝罪会見
豊田章男さん、いいの？それで