どうも、おっさんよ。

 

こんな写真がインスタでバズってたそうね。

 

 

 

コンビニの屋根の上に富士山が映ってるのね。
そして
外国人がこぞって
「コンビニ+富士山」
の構図をあげたようね。

 

こんな構図よ

 

コンビニの袴の色合いと富士山のコントラストがいいのね


わかるわ!
おもしろいわ!!

 

でも、古い日本人のあたしの感覚だと、
富士山の前に建物がかぶったら、景色が台無しになっちゃうっておもっちゃうわ。

 

この辺が日本人と外国人の感性の違いかしら。

以前、神父さんが、百舌鳥の水墨画の掛け軸を知り合いのヨーロッパ人に送ったそうよ。
こんな感じの絵だったようね。

出典元:文化遺産オンライン

これはもちろん送った水墨画そのものではないわ
でも、こんな感じだったそうよ。
一枝に泊まる百舌鳥の悲しそうな表情
そして、この絶妙な空間美

 

そして後日その人のお家にお呼ばれしたそうよ
そこで目にしたのがこんな感じだったそうよ

 

完全にトリミングされて、額縁に入れて飾られていたそうよ。

 

外国人にはこの空間美がわからなかったのかしら。

 

富士山とコンビニの話を聞いて
そしてその投稿を見て

なんだかこの話を思いだしちゃったわ。

 

この話の結末はこうよ。

まず、コンビニ+富士山の構図は、コンビニの敷地からじゃなくて
向かいの道路からの写真で緒度良い具合だったそうよ。

 

で、①の位置からは富士山のてっぺんがチョロっと見えるだけだったので
みんな②の位置に押し寄せたようね。


なので、向いの歯医者さんの敷地に入ったり
ごみをまき散らしたり、

ひどい奴なんか、歯医者さんの屋根に上ったりしたそうよ。


結局はこんな黒幕を道路と歩道の間に立てて
目隠しにしたそうよ。

 

残念ね。

 

外国人の感覚って、私たち日本人では理解しにくいところがあるわね
だから外国人観光客を呼び込む構造を日本人が練っても
なかなか彼らの感性に訴えかけることができないのかしらね。