​山河令 登頂!

 

あああ。

終わってしまった。

ラスト三話、どんだけしんどいのでしょうか!?

 

しかし、見てよかった作品だったと

心から言えます。

さて、怒涛の34~最終話を

一緒に振り返りましょうか。


アナザーエンディングまで見ています。

ネタバレするからご注意ください。


 

鬼谷の花嫁 阿湘

 


どうして・・

どうして・・・・

 

なぜだぁぁぁぁ!

 

こんないい子達が

しかも幸せの絶頂で無気力

 

35話。

私の涙は枯れ果てた。

 

彼氏の師匠、欲深ジジイが鬼国に現れ

現場は地獄と化した。

目の前で夫を殺された阿湘。


慟哭し、髪を振り乱しながら敵を斬る。

この時の鬼夜叉のような彼女が、

今までで一番綺麗だと思った。



そして最後の時・・

主人である老温との会話でまた号泣大泣き


「旦那様ではない」

「お前の兄だ」



二人はずっとこの鬼谷で一緒に生きてきた。

老温が「人」でいられたのは阿湘がいたから。

普通の兄妹よりもずっと強い絆があったはず。


だから、妹の願いは絶対に叶える。

仇を討つ老温の鬼気迫る表情が目に焼き付いた。



 

こんな辛過ぎる添い寝あるかい悲しい

二人とも、来世では幸せになって。

赤い糸で結ばれてるから、きっと大丈夫。



成長し四季山荘を継いだ成嶺は娘に

「念湘」と名付ける。

その意味は、湘(阿湘)を思う。



忘れるもんかよ!


現世の二人



老温を照らす光

このシーンもね

なんというか、絵画的なね。

やっぱり神様と子供に見えた

 

暗闇の中で生きてきた老温にとって

阿絮は自分を人の道に戻してくれた

「光」そのもの。



皮肉なことに阿絮が組織した「天窗」は

世に光を照らせなかったけど、

阿絮という光が老温を救った。

 

なんかこの曲が頭を巡った。


宇多田ヒカル 



レジェンドオブパイセン 白衣

 

あああ。パイセン!

来てくれるとは思ってたけど、

あともう少し早ければ・・・おねだり

終盤に来てパイセンが全ての答えを教えてくれた。

 


パイセンムネアツ台詞 

「私より先には誰も死なせぬ」

→パイセンのこの台詞は阿絮と老温が

死ぬなんてことは絶対にないよ、

という伏線になっている。



パイセンムネアツ台詞 

「おまえの命と引き換えだぞ」

→自分を犠牲にしても阿絮を助けたいのか、

その覚悟が老温にあるのかを確かめた台詞

(でも100%死ぬわけじゃないけどな、

ということは敢えて言わない)



パイセンムネアツ台詞 

「あるものの犠牲により私は天人合一の呪いをうけここまで生きながらえた」

→パイセンもまた知己の犠牲によって

不老不死の仙人となった。

しかも仙人が食せるのは霊山の氷雪だけであり

下界の物を食べたら最後、

老化が始まるという謎システム⁉️


しかし覚えているだろうか?

我々がパイセンと初めて会った時、

彼はギャル曽根、いやジャイアント白田以上の

大食い王だったことを。


「まぁ、食いしんぼうさんなのね飛び出すハートかわいい」

などと安易に考えていた私を殴ってやりたいむかつき


パイセンは死を望んでいたのだ。

同世代の者達は皆死んでいき、最愛の知己も

もはやいない。

不老不死は至福でも幸運でもなく

呪いに他ならない

途中、パイセンの髪に白髪が混じり始めたのは

老化が始まっていたから、だった。


深い

パイセン、アンタ深過ぎるのよ不安


パイセンムネアツ台詞④

「少年の日はとどまらず

また新たな少年は現れる」

→仙人を捨て、死に向かっていたパイセンが

阿絮、老温との出会を経て自分の役割を悟る。

知己を失う辛さを誰よりも知っているからこそ

老温に六合心法を授け阿絮を救ってくれたのだ。


知己が渡してくれたものを次の世代へと繋ぎ、

きっとパイセンは満足して最愛の知己が

待つ場所へと旅立って行くことだろう。

(でもこの後すぐにではなかったと思ってるよ)


白衣パイセン。

今まで好きになった師兄は多くいるけど、

アンタがレジェンドオブパイセンである事は

間違いないよ。


ありがとう。

寿命が尽きるその日までたくさん食べてな!


​蠍王


    

映画 ザ☆スコーピオンキング
〜イフへの愛は永遠に〜

上映はいつですか?


でもまさかの

まさかの‥

ナレ死ならぬ

台詞死だなんて凝視


成長した成嶺の台詞より


貴方の最後を見届けたかったわ。

でもいいの。

貴方はあの雪山で、永遠に美しいまま

愛するイフと眠りについたのだから。


でも、蠍ちゃん。

阿絮と老温が羨ましかったよね

死ぬ時は一緒だってイフに言って

欲しかったよね。

一瞬見せた寂しげな顔を忘れないわ。



目をかけた二人の姉さんも死んでしまった。


千巧は最後に愛を手放したけど

蠍ちゃんは捨てなかった。


だって、決して手放さず

愛し続けることが貴方の復讐だから。



敵とか味方とか

もうどうでもいい笑

いついつまでも、君が好きだよ。




​つぶやいた「爱你」

老温たら、サラッとプロポーズしてるし笑

俺の味噌汁、毎日飲んでくれるか?

みたいな感じじゃん!




そして始まる。

二人初めての共同作業です(笑)

だって結婚式だよね、コレ。



阿絮に真気を送り

老温の髪は一気に白くなる!


美しい温さま。

字幕は出なかったけど、最後に「爱你」って

呟いてるとTwitterにありました。

マジかよ。

そんな仕掛けが⁉️

なぜ、日本語字幕を出さんのじゃ!


泣ける、泣ける、泣ける

エモい、エモい、エモい

誰か助けてくれ魂が抜ける




やがて気がついた阿絮が目にしたのは‥


安心してください!

死んでないですよ!


アナザーエンディング見て指差し

二人は今でも氷雪を食べて戯れてるよ。

たまにはお酒も飲ませてあげたいけどね。




​さいごに

35話が本当に辛くて、最終回は長い長い

エンドロールを見ているようでした。


山河令にここまでハマるとは正直思ってなかった。

低予算だったから安っぽい場面はもちろんあったけど、それが全く気にならなくなるほどの脚本の面白さと、キャラの厚さと中の人の演技力の高さ。

あっぱれだ。


頑張ってカットを入れての36話だったと思うけど、50話くらいあっても良かった。


主役からサブまできちんと背景があり、

台詞の一つ一つに力があった。

だから震えるくらい感情が揺さぶられて

めためたのギュンギュンにになった。

(意味不明w)


善と悪とは?

人と鬼とは?

語り始めたら一晩じゃ終わらない。


あと、BSで見たのも良かった。

沼の皆さんの愛と、深い考察で自分一人では絶対に気が付かなかったであろう事をたくさん教えてもらい、救われた。


実は、アナザーエンディングを見なくても良いくらいの伏線が貼ってあったのも驚き。

気になる方はTwitterでタグ検索かけてね🏷


あと、アナザーエンディングについては、

ブロガーのうさみんさんが詳しく書いて

くれているので、そちらを読んでみて下さい。


では最後にクランクアップ写真で

お別れしましょう!


別れがたいぐすん


蠍ちゃんが見つからなかったので、

代わりに綺麗な写真を。

イフはなんかかわいいわね。


名残惜しいが下山しよう。

いつかまたノーカットで見直したい。

あとファンミも字幕付きで見たい。

200円くらいなら課金するから

どっか出してくれませんか?


ではまたパー