日本のGWを満喫し、月曜日に上海に再び戻って来ました。
翌朝からはいつものごとく出張に出掛けました。
今週は安徽省方面です。
上海虹橋駅から新幹線で約3時間の徐州東駅で下車し、そこから車で約1時間のスイニン(脽寧)という街に入りました。
そこで最初に目に留まったのが、スクールジャージ姿の中学生の通学の光景です。(こちらでは基本上下ジャージ姿が制服になっていることがほとんど)
なんと大人に混じって、普通にオートバイに乗っています。
中学生がです。
中学生のバイク通学なんて日本はもちろんありえませんし、上海でも見かけません。
安徽省だけかも知れませんが、上海から行った中国人は別に驚いた表情はしていません。
違法じゃないのか聞いてみると、中学生になれば自転車とオートバイどちらも乗っていいと説明してくれました。
免許も要らないという。
受けます。
小学生に対しては自転車さえ禁止しているのに、中学生なったらオートバイまで認めてしまうのは飛躍し過ぎだと思います。
この日の夕食は美味しい中華を食べに行きました。
最初にお皿とお椀と湯飲み茶碗とレンゲが重ねた状態でビニールでパッキングされた固まりがテーブルに配られました。
それを自分の箸でビニールの上から各自突き刺すので、「パーン」と大きな音が鳴っていきます。
これはこれで楽しい光景です。
今度は食器に書かれた字に目が留まりました。
「四方消毒餐具」
訳せば「すべてに十分消毒された食器」という意味になります。
またひとりでニヤニヤしてしまいます。
そんなに衛生面を前面に出さなくてもいいですから。
熱いお茶を湯飲み茶碗でいただいていると、生ビールを勧められました。
グラスはなく、湯飲み茶碗で飲むようです。
残っていたお茶を空け、まだ温かみが残る湯飲み茶碗にビールが注がれます。
ビールは常温で、あまり冷やすという習慣はないようです。
一層生ぬるくなったビールを味わいながら、美味しい中華を頂きました。
やはりいろいろやってくれる中国です。