漫跑老上海(マン パウ ラウ シャンハイ)-TS3S20960002.jpg

日本のGWを満喫し、月曜日に上海に再び戻って来ました。

翌朝からはいつものごとく出張に出掛けました。

今週は安徽省方面です。

上海虹橋駅から新幹線で約3時間の徐州東駅で下車し、そこから車で約1時間のスイニン(脽寧)という街に入りました。

そこで最初に目に留まったのが、スクールジャージ姿の中学生の通学の光景です。(こちらでは基本上下ジャージ姿が制服になっていることがほとんど)

なんと大人に混じって、普通にオートバイに乗っています。

中学生がです。

中学生のバイク通学なんて日本はもちろんありえませんし、上海でも見かけません。

安徽省だけかも知れませんが、上海から行った中国人は別に驚いた表情はしていません。

違法じゃないのか聞いてみると、中学生になれば自転車とオートバイどちらも乗っていいと説明してくれました。

免許も要らないという。

受けます。

小学生に対しては自転車さえ禁止しているのに、中学生なったらオートバイまで認めてしまうのは飛躍し過ぎだと思います。

この日の夕食は美味しい中華を食べに行きました。

最初にお皿とお椀と湯飲み茶碗とレンゲが重ねた状態でビニールでパッキングされた固まりがテーブルに配られました。

それを自分の箸でビニールの上から各自突き刺すので、「パーン」と大きな音が鳴っていきます。

これはこれで楽しい光景です。

今度は食器に書かれた字に目が留まりました。

「四方消毒餐具」

訳せば「すべてに十分消毒された食器」という意味になります。

またひとりでニヤニヤしてしまいます。

そんなに衛生面を前面に出さなくてもいいですから。

熱いお茶を湯飲み茶碗でいただいていると、生ビールを勧められました。

グラスはなく、湯飲み茶碗で飲むようです。

残っていたお茶を空け、まだ温かみが残る湯飲み茶碗にビールが注がれます。

ビールは常温で、あまり冷やすという習慣はないようです。

一層生ぬるくなったビールを味わいながら、美味しい中華を頂きました。

やはりいろいろやってくれる中国です。