土曜日の午前中はどんより曇り空だったが、午後からようやく日が出てきたので走りに外に出た。

長袖T、七分丈タイツ、ペットボトルを1本リュックに入れて、蘇州河経由で古北(グーベイ)方面に向かって行く。

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タカシマヤ近くの古北路と黄金城路のあいだに歩行者天国があると聞いて行ってみた。

まわりには豪華マンション群、両脇にはおしゃれなカフェやブティックが並び、ゆったりとした平和な空間、200Mほどの歩行者専用の通りになっている。

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ちょっと異質な印象も受けなくはないが、ここなら日本人の奥様もセレブな気分で安心して、買い物をしたり、お茶や食事も楽しめることだろう。

そんな中で思いがけず目を疑ったのがこの店。

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こんなところで“アシックスショップ”に遭遇するとはね。

店内はランニングシューズだけでなく山岳ラン用ゲルフジもしっかりあって、新製品など日本と同じラインナップに興奮してしまった。

いつも愛用していたシリーズの新モデルもあり、試し履きさせてもらった。

若干日本語のわかるスタッフもいるが、あまり通じないので片言の中国語と英語でやりとりしていたら、日本語がわかる中国人のお客さんがいらして時折通訳をしてくれる。

そのあとも東京マラソンの話やお互いのタイムを聞き合ったり、地元ランナーとの触れ合いも楽しんで店を後にした。


上海生活を快適に過ごすための“心強い味方”が1つできた。


ふたたびランニングを再開、呉中路を東に走っていくと大きな街が見えてきた。

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「徐家汇」(Xujiahui、シュージャーフェイ)という租界時代の名残が残る繁華街だ。

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ここから「華山路」に入っていくと租界時代の風情のある道になってきた。

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江沢民の母校でもある交通大学や上海戯劇学院を左手に見ながら走っていく。

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やがて立派な静安寺が見え、南京西路を超えてさらに北に向かう。

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長寿路にぶつかったところで左折して、中山公園前を通り、蘇州河で終了。

今日は何度も中断したが、24キロ、2時間45分、1340kcalをGPSが示していた。