昨日は横浜のカモシカスポーツで開催された、トレイルランナー「鏑木 毅(かぶらぎつよし)スライドショー」に参加してきました。

$reset & rebuild


レースでは何度か見かけたことはありますが、レース以外でこのような形でお話を聞ける機会はなかったのでとても楽しみにしていました。

つい先日、8/31~9/2にかけて行われたばかりの「UTMB」(ウルトラトレイルデュモンブラン)の新鮮な情報なども期待していました。

トレイルランニングを始めるきっかけから、のめりこんでいった理由やこのスポーツの魅力などを鏑木選手の言葉で聞くことができました。

今年のUTMBでは、国境を越える山が積雪で通行不能になったことから100マイルから100キロにコースが短縮されるアナウンスをレース数時間前に聞かされてから、スタート地点に立つまでにすごい葛藤があったことや自分を応援してくれている地元の海外選手やレース経過をパソコンから見守っている多くの日本人の存在など、自分の存在意義を見つめ直して、100マイルレースとは全く別物の100キロレースに気持ちをリセットして、フィジカルな、力で押す戦い方に変えて臨み、目標の10位以内を達成(10位)するまでの経緯など、ここでしか聞けないようなことを熱く語ってくれました。

とても興味深かったのは、鏑木選手クラスになると100キロはフィジカルのレースであり、100マイルはメンタルのレースとはっきり断言されていたこと。
100キロを越えて120~130キロを越えてから襲いかかって来る肉体面、精神面のもの凄い変化が両者を全然別物のレースとしてしまい、全く違うレース運びをしなければいけないと言われている言葉にとても説得力があった。

その世界を知り尽くして、やりきっていることが、43歳になって今なお日本の最強ランナーとして世界のトップクラスで戦えるのだと思いました。

それと今力を注いでいることとしてトレイルランニングをヨーロッパやアメリカのように日本にもっと普及するための活動、レースのプロデュースにも触れ、群馬県の「神流マウンテンラン&ウォーク」での裏話や苦労なども聞けて楽しい2時間を過ごせました。

最後に鏑木選手にサインをいただいた時の写真です。

$reset & rebuild


ありがとうございました。