7月1日の「山開き」で登山シーズンが始まったと思っていたら、すでに8月26日が「お山じまい」。

山小屋も順次店じまいして、先週も営業しているところが数軒、富士山は冬支度が始まっているようです。

7月から富士登山競争のために試走を2回、そしてレースと今年は3回も富士山に来る機会がありました。

すでに山頂は12日に初冠雪を記録していたので寒さが心配でしたが、きびしい残暑による高温と安定した天気が続いていたので、先週末はラストチャンスと思い、妻と計画していた富士山に再び向かいました。

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15日夜11時に自宅を出発、深夜1時ころ足柄SAに着き、ここで朝まで仮眠してから御殿場を下りて、スタート地点の吉田ルートの馬返し(1450M)に向かいます。

天候の変化や様子をみながら、行けるところまで行ってみようというゆるいスタンスで歩き始めました。(7:05)

まずは一合目から五合目に向かってほとんど人のいない登山道をウォーミングアップを兼ねて進んでいきます。

ここは富士登山競争のコースでもあり、登山道としても富士山のイメージと違って、とても緑が多く、森林浴をしながら楽しめるおすすめのコースです。

1時間40分ほどで五合目佐藤茶屋(2230M)に到着。(9:45)

眼下に山中湖が見えてきました!

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さらに木陰を抜けると一般登山客と合流する六合目に出てきます。

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しばらくズルズルと踏ん張りがきかない砂利道になり、やがて今度はゴツゴツした岩場が増えてきます。

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七合目を過ぎ、3000Mになると八合目です。

好天に恵まれ、まだTシャツ1枚で行けるほどです。

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長く、きびしい八合目の区間を休み休み登って、鳥居をくぐり、ようやく富士登山競争の八合目関門にもなっている本八合目の富士山ホテル(3400M)に到着。

ここまで馬返しから5時間、すでに2000M近く登って来たことになります。

ここまで来ると、ようやく山頂が現実味を帯びてくるのを感じられます。

妻にとってはすでに未知の領域(前回2800M)に入ってきています。

ここで休憩しているうちに汗が引き、身体が冷えてきたのと同時に辺りも天候が怪しくなってきて、風が冷たく、強くなってきました。

このままではいけないとここで上着を出し、防寒対策をしてから山頂を目指すことにしました。

しかし、ますます風が強く、雨も降り始め、一気に気温が下がっていきます。

手袋をしていましたが、手の指が固まって、動かなくなってきました(汗)

ますます寒くなる不安を感じながら九合目を過ぎたところで防寒用のパンツを履き、残り200Mに臨んでいきます。

まわりの登山客も休みながら、ゆっくり少しずつ登っています。

そして、山頂手前の最後の鳥居が見えてきました。

幸運にも天気も回復、太陽が顔を出し始めました。

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本八合目からの不安も消え、鳥居の前で記念写真を撮ったりして、妻も余裕の笑顔で初の富士山山頂に立つことができました。(13:20)

馬返しから6時間15分、晴れ渡った青空が初登頂のお祝いをしてくれているようです。

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山頂は登山客もまばらでのんびり腰を下ろして休憩ができました。

ランチパックも気圧の差でパンパン。

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火口の向こうには、最高地点(3776m)の剣ヶ峰もよく見えます。

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暗くなる前に戻らなくてはならないので、2時に下山を開始。

ここから足場の不安定な砂利道に足をとられながら、ひたすら下ることになります。

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六合目までは2時間、そこから1時間半かかり馬返しに到着。(17:30)

辺りは薄暗く、もう少しでライトが必要になるところでした。


約10時間半の日帰り登山を終え、足もガクガク、お腹もすいたので、身体の温まる「ほうとう」で最後は締めました。

とても美味しかった~ご馳走様でした。

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