悪天候を考慮してスタート時間を18:30→23:30に変更して始まったUTMBを始め、CCC、TDSの各レースが幕を閉じました。

完走者としては、UTMB(170Km)1132名(日本人完走者54名)出場者2360名(日本人出走者107名)完走率48%(日本人完走率50%)(UTMB公式LIVEサイトから)実力者が集まる中でのこの数字ですから、いかに厳しく、壮絶なレースだったのかが想像できます。

同様にCCC(93km)は完走者1592名(日本人20名)出走者1905名(29名)83.5%(69%)

TDS(112Km)完走者781名(日本人10名)出走者1181名(18名)66%(56%)
このような結果になっています。

スタートの様子やトップ3の感動的なゴールや夜間走行の様子はここ

UTMBは、悪天候を回避するために5時間遅れでスタートすることができましたが、選手のレースプランや体調に少なからず影響を及ぼしたことでしょう。

例えば仮眠を含めて考えていた時間帯で目的のエイドにまだ到達することが出来ないという状況が生まれ、無理してしまったり、逆に大エイドに到達しても十分に休息や補給をする機会を失ったり、そこに日本からの時差による影響も混ざりあって、長丁場になればなるほど後半のコンディションなど難しいレースになってしまったのではないでしょうか?

特に2日目から3日目にかけての夜間走行や昼間にもかかわらず睡魔に襲われることもしばしばかも知れません。
想像しただけでも恐ろしくなってきます。

そしてスタート前からの悪天候による、高所での気象条件や気温の冷え込みも相当厳しかったと思われますし、防寒対策がどの程度必要だったのか?

近く帰って来る選手にお話を聞くことができたらそのあたりの情報を聞いてみたいと思います。

今回レースに挑んだ選手全員のチャレンジ精神に敬意を表したいと思います。

選手や関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。


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