いつもやらないことですが、先月のランニングを振り返ってみました。

自分の中の究極のレースになった「富士登山競争」が、自分の気持ちをそうさせているのかも知れません。

富士登山競争は、過去のランニング経験など全然関係ないのがわかり、全てが覆されて、リセットされました。

完走したランナーの声やブログなどをみても自分よりも遥かに壮絶な状態で登り切っているのがわかり、それらも衝撃的でした。

さて先月参加したレースは2本。
7/3 北丹沢24h耐久トレイル(44Km)
7/22 富士登山競争 8合目関門(19.8Km)

走行内容、距離
富士山2回 60Km
トレイル1回 44Km
LSD4回 79Km
ジョグ10回 75Km
合計258Km

一応目標は250Kmに設定していたが、6月末のサロマ湖に向けた平地での練習の流れで7月に突入。
山の練習もせずに北丹沢
に参加。
その後もサロマ湖と北丹沢の疲労回復と富士登山への調整で試走に一度行っただけ、そして本番という慌ただしいスケジュール。
終わってみたら258Kmという結果でした。

それよりも内容。
北丹沢トレイルは、前週にサロマ100Kmを走っていたこともあり、ある程度走れないのはしょうがないという甘い自分がいましたが、走れなかった本当の理由がサロマ湖ではなく、富士登山競争を走ったことではっきり分かりました。

1時間以上続くような長い上りになると、たちまち乳酸が溜まり、その乳酸を処理出来ずにどんどん失速してしまうということ。
乳酸は疲労物質と言われてますが、本来はエネルギー源として再利用される物質。しかし代謝が追い付かないと回復が遅れて、酸が筋活動を鈍らせ、なかなかフレッシュになりません。

これまでは、アップダウンがあり、何となくこなしていけた山のレースも今回の上り一辺倒のコースでは全く対応できないのが分かりました。

それを分からせてくれたことでは、富士山に感謝したい。
逆にギリギリでも何とか完走できてしまったら、どう感じたか?

おかげで本当に目が覚めた。
新しい自分に出会うためにこの一年そして今月も頑張っていく。
距離を設定するのはあまり好きではないが、目安として300Kmは走っておきたい。
そして、11月末のつくばマラソンでは、もちろんサブスリーを狙う。