2011年7月3日 快晴
参加人数 約2000名
会場 青根緑の休暇村
昨年に続き2度目の参戦。前週にサロマ湖100kmウルトラマラソンに出たのも同じ。
目標タイムは、昨年のタイムを参考に、第一関門、第二関門の通過時刻を出発前にチェックしておいた。
朝から雲ひとつない好天だが、気温が上がると大変過酷なコンディショニングになる。朝7時のスタート時点では、昨年のどんよりと蒸し蒸しした不快感はなく、気温も低い。それだけでも、精神的にかなり違ってくる。
6時半に前半の1000人がスタート、7時に自分の出る残りの1000人がスタートした。
山道に入る平丸まで約1kmの上り勾配のロード、息が上がってくるが、渋滞の始まる山道を少しでも前で入ろうと歩かずに走る。山道に入ると予想通り、つまって渋滞となる。
ここは焦ってもしょうがなく、呼吸を整えながら、水分を摂りながらゆっくりペースに合わせて登って行く。
300mほどの高低差を一気に登り切ると、ここから9kmのなだらかなロード区間になる。
先週のサロマの疲労が心配だったが、思った以上に脚が動いていた。
順位を少し上げて、立石建設(11km、500M)の自然水が豊富な給水所で頭から冷水をかけてもらう。
ここから1つの目の峠が始まる。県境尾根分岐(15km、1280m)までひたすら4kmの登りを列になって進む。30分先にスタートした選手たちにも追いついて来た。
登り切ると下り局面に入る。700mを一気に駆け下る。
第一関門の神ノ川ヒュッテ(18.6km、580m)に到着。3時間9分、昨年より7分速い。
給水所では、5分ほど滞在した。頭から水を被り、ハイドレーションの水を足し、キュウリとバナナをいただいた。
2つ目の峠に入るが、ここまで思った以上に脚が消耗しており、給水所を出ても、脚が思うように動かなくなっていた。
急こう配の登りが始まったが、再び長い渋滞が待っていた。脚を休めることができるが、時間的ロスの方が大きかった。
わずか2.5kmだが、1時間近くかかり、頂上の日陰沢源頭(20.5km,1000m)に到着。
ここで走れるかどうかでタイムが違ってくるのだが、登りで使った脚はすでにいっぱい、いっぱい、下りでの身体を支える筋力がもう無くなっていた。
本来ならば、登りで使った脚を休めながら、下りのランニングに切り替えてペースアップしたいところだが、それが思うように出来ない。
ペースに乗れないまま、岩や石の不安定な路面に足を取られないように注意しながら、単調なコースをひたすら走り続けた。
走れる人はここからさらに加速してくる余力があるが、今日の自分は完全に脚にきていて力が入らない上、ちょっと頭がふらふらする感じで、一瞬熱中症かな?と感じながら行く。