5月になりました。今月のカレンダーはフジに彩られる佐賀県の唐津城です。
唐津といえば、日本三大松原のひとつ、虹の松原が有名ですよね。
お城の東西に広がる砂浜が鶴が翼を広げたように見えることから舞鶴城と呼ばれました。
最近では日本のモンサンミッシェルという呼び方もあるそうです。
唐津城は寺沢広高によって、慶長7年(1602)から7年の歳月をかけて築城されました。
築城には豊臣秀吉の朝鮮出兵の拠点となった名護屋城の部材が多く使われたといいます。
広高は築城と同時に潮風や飛砂から農地を守るために浜にクロマツを植林し、これが虹の松原の始まりとされています。
また唐津焼の技法が確立されたのもこの頃といわれています。
しかし、寺沢氏は2代で断絶、その後は大久保、松平、土井、水野、小笠原といった譜代大名が相次いで城主となりました。
唐津城には歴史上天守があったという記録はありませんが、昭和41年(1966)になって5層の模擬天守が建てられました。
この模擬天守は「肥前名護屋城図屏風」の名護屋城天守をモデルにしたものです。
でも、実は唐津城にはまだ行ったことがありません。
当分フランスには行けそうもないので、まずは日本のモンサンミッシェルを見に行きたいです。
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