タモリさんにとって松本は学生時代毎年クリスマスにジャズの演奏
まず天守の謎について学芸員の方から解説を受けるタモリさん。
松本城天守は、国宝5城の1つに選ばれています。
松本城の天守は大天守・乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・
城主が何度も変わり、増築されていることが、その理由です、
またあの武田信玄も松本城とは深い関わりがありました。
信玄は信濃侵攻への足がかりとして、
『平成の名水百選』でも「まつもと城下町湧水群」
山城では得にくい湧き水が豊富なことが、
十分若いじゃない!俺が飲むよ!とタモリさん当然のツッコミです。
商店街の中を通っている車道横の幅1メートルほどの用水路の中にはなんとニジマスが生息しています。
城の東側には、水門がありました。水切り土手と呼ばれ、一度水をせき止め、水位を調整する役割がありました。古地図を見ると、水門は計4か所。
実は松本城の周辺は完全に平坦な土地ではなく、北東が高く、南西へ向かって傾いています。
従って、堀の水が偏らないように、水門で調整をしていたのです。
ブラタモリは単なる旅番組ではなく、地質学的な視点でタモリさんがその土地の地層や地質を観察することが売りです。
商店街の中を通っている車道横の幅1メートルほどの用水路の中に
城の東側には、水門がありました。水切り土手と呼ばれ、
実は松本城の周辺は完全に平坦な土地ではなく、北東が高く、
従って、堀の水が偏らないように、水門で調整をしていたのです。
ブラタモリは単なる旅番組ではなく、
直角に曲がる理由には二つ説があります。
・人工派 当時の技術なら流路を曲げることは可能
・自然派 女鳥羽川の流路が東側の扇状地に押されることで曲がった。
タモリさんもどちらとは判定できずに引き分けに終わりました。
ここは善光寺街道と野麦街道の分岐点です。
松本から北へ向かう善光寺街道も武田信玄が松本に注目した理由で
善光寺の手前には、
また、武田信玄は、西の飛騨への勢力拡大も狙っていたことで、
松本城の西側
西側には段差があります。
段差とは、断層の場所。断層の存在が、松本城の位置を決め、
松本は「糸魚川-静岡構造線(通称:糸静線)」が走り、構造線には断層が多く見られます。
武田信玄は断層に導かれて、甲斐から松本へやって来たのかも知れません。
武田信玄は断層に導かれて、
姫路城の回ではお城にはあまり興味がないと言っていたタモリさんですが、今回松本城の周りをぐるりと歩いてみてお城の魅力も認識していただけたでしょうか。