覇王伝説 | おおとりかけるの城日記

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最近ではほとんど読みませんが、若い頃は結構漫画が好きでした。
ご紹介する「覇王伝説 驍(はおうでんせつ・たける)」はもう30年近く前の作品で、アニメ化もされていないので、あまり有名な漫画とは言い難いですが、個人的には今まで読んだものの中でベスト3に入るくらいにはまった作品です。


作者は島崎譲。少年マガジンで連載されていた「THE STAR」が代表作で確か「驍」はそのあとに連載されたと記憶しています。長い間男性だと思っていましたが、最近女性であることを知りました。
どうりでストーリーも作画も少女マンガのようなタッチなわけです。


一応歴史モノではありますが、舞台として描かれるのは日本のようでもあり、中国のようでもあり、要は架空の世界のお話です。


ストーリーは・・・
時は戦国時代……。武将・鳳 典膳は、北の地に広大な領地を支配していた。
しかし、腹違いの弟・八朶冥鬼の裏切りにより、捕らわれの身となってしまう。
典膳の息子・鳳 驍は城を守るために、父親を弓で射抜く。そして、自らの手で父親をも殺さねばならない戦国時代に幕を引くために、天下を取ることを決意する。
驍は、冥鬼の軍勢に囲まれた領民を守るため、城を爆破。北の地にある、冥鬼に知られていない鳳家の領地を目指す。鳳家第一の家臣、千人力の軍神と称される巽 凱との逃避行の途中、流れ者のやとわれ戦士・甲斐流輝と出会う……。 
(マンガペディアより)


その後、戦いの中で大きく人間として、武将として成長し、ついには宿敵・冥鬼を倒し、国を再興するといったいわば王道の勧善懲悪ストーリーです。勇気、友情、主従の絆、献身的な愛などがてんこ盛りに描かれた作品でもあります。


覇王というと中国では項羽を、日本では信長から連想される冷血で暴力的な王をイメージしますが、驍はあくまでも慈愛の少年として描かれます。しかし、いざというときには敵将を圧倒する気迫を見せます。


第二部では驍の息子のタケルが主人公となり、あらたな展開を見せ、親子二代の大河ドラマ的な要素もあります。


架空の話なので、当然歴史ものとして読むと荒唐無稽なところが多いのですが、先がまったく読めない展開は意外とスリリングでもあります。


ちなみにこの主人公の鳳驍(おおとりたける)が私のHNの由来です。
自分は本名をケイスケというので、半分は昭和の漫才師・鳳啓助にもひっかけたつもりです。
おおとりをひらがなにしたのはウルトラマンレオの主人公おおとりゲンの影響。
じゃあ駆は?それはまた別の機会に・・・


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