2003年3月20日。アメリカ合衆国ジョージ・

W・ブッシュ大統領は、イラクサッダーム・フ

セイン大統領とその家族に国外に退去する

ように命じ、イラクを攻撃し、沢山の人々を

虐殺し侵略戦争を開始しました。大量破壊

兵器問題で詰問し、その審査結果に関わら

ず、フセイン統制下のイラクに爆撃を繰り返

し大戦争になりました。石油強奪計画の戦争

であったと言われています。

 

 日本国小泉純一郎総理大臣(当時)は、

ブッシュ大統領のイラク侵略を支持しました。

 アフガニスタン戦争(2001年10月7日開戦)・

イラク戦争は、ブッシュ大統領がアフガニスタ

ン・イラクの人々を虐殺した大侵略戦争であり、

アメリカ政府の攻撃には何の正当性もありま

せん。

 

 イラクでは大量の劣化ウラン弾が使用され、

人々は健康被害に苦しみ、癌や体が膨らむ

病に罹っているとも聞いています。

 

 2001年9月11日にニューヨークテロ事件が

起こりました。この事件のテロ犯人には勿論

怒りを覚えます。しかし、自国のビルが破壊

され同胞とその仲間がニューヨークで殺害

されたことへの怒りを、事件と関係の無いア

フガニスタン・イラクの人々に向けて虐殺する

というブッシュ大統領の政策は無茶苦茶であり

ます。

 2006年12月30日。サッダーム・フセインは

捕えられ処刑されました。独裁者として沢山

の人々を苦しめ命も奪ったことは、糾弾され

る事柄でありますが、勝った米軍が一方的に

主催する裁判で処刑されたことには、戦争

の非情さを感じました。

 

 アフガニスタン戦争・イラク戦争における米英

中心勢力の大侵略は、テロリストを刺激させて

います。

 

 アルカイダやイスラム国のテロに勿論抗議し

ます。

 

 2015年1月から2月1日にイスラム国による

日本人後藤健二さん・湯川遥菜さんを殺害した

事件が起こりました。イスラム国の蛮行には強い

怒りを覚えます。許し難い犯罪であります。

 同時に、彼らがビデオで語った「アメリカ政府

とその同盟国は、我々の国を攻撃し女性や子供

まで殺した」という言葉も心に残っています。だ

からと言って、関係のない人々を殺す権利はイ

スラム国にはありません。

 

 世界では戦争の悲しみ・傷跡が深くあり、復讐

の連鎖が起こっています。

 

 ロシア・ウクライナ戦争、イスラエル・パレス

チナ戦争の終結を望みます。

 

 アフガニスタン戦争・イラク戦争と言う無謀な

戦いを経てアメリカ合衆国は世界の警察官の地位

に居られなくなったとも申せましょう。

 

 敵を作って戦争で嬲り抜き叩き潰すという戦法

から、自国の民を含む世界の市民を狙うという手

法でmRNA猛毒接種政策を用いています。

 

 ダボス会議とアメリカジョー・バイデン政権は

親密です。

 イラク戦争開戦の事実を心に刻み平和を祈り

ます。


                   合掌