隠岐国分寺跡は、隠岐に流された後醍醐天皇の行在所と伝えられています。現在この地にある隠岐国分寺(東寺真言宗)の後方に礎石があり、これが明治の廃仏毀釈前の本堂跡です。境内からは奈良時代の瓦が見つかっていますが、創建時の様子は分かっていません。毎年4月には重要無形民俗文化財の蓮華会舞がおこなわれます。現国分寺の境内は、昭和9年(1934)に遺跡の包含地として国の史跡に指定された。平成19年(2007)に本堂が火災により焼失しましたが、再建に伴い平成21年度(2009)から実施された発掘調査により、旧国分寺跡と見られる遺構が発見されています。

地図 ‐ 隠岐国分寺跡
隠岐国分寺(しまね観光ナビ)
撮影日 2024年04月14日

 


隠岐国分寺

隠岐国分寺境内案内

隠岐国分寺本堂

隠岐国分寺跡

隠岐国分寺跡