山高神代桜(日本三大桜) -山梨県北杜市武川町-

山高神代桜(やまたかじんだいざくら)は、武川町の実相寺境内にあるエドヒガンザクラで、福島県の三春滝桜・ 岐阜県の淡墨桜と並ぶ日本三大桜の一つです。大正時代に国指定天然記念物第1号となり、平成2年には「新日本名木百選」にも選定されています。推定樹齢1,800年とも2,000年とも言われ、樹高10.3m、根元・幹周り11.8mあり、日本で最古・最大級の巨木です。伝説では、ヤマトタケルノミコトが東征の折に植えたと言われ、名前の由来になっています。また、鎌倉時代に日蓮聖人がこの地を訪れた際、桜の衰えを見て憂い、樹勢回復を祈願されたところ再生したと伝えられており、「妙法桜」の名でも呼ばれています。桜と同じ頃におよそ8万本のラッパ水仙も咲き、足元の黄色と薄紅色の桜のコントラストがとてもきれいに見られ、天気がよければ残雪の南アルプスの山々も景色に彩を添えます。

地図 – 山高神代桜    
日蓮宗 大津山 實相寺 
撮影日2022年04月07日

 

山高神代桜(日本三大桜/天然記念物)

實相寺とスイセン畑

日蓮宗 大津山 實相寺

實相寺境内

山高神代桜は中央の樹