ひがし茶屋街として知られる東山ひがし重要伝統的建造物群保存地区は、江戸時代の盛り場の風景を今に伝え、金沢の代表的な観光スポットとして賑わっています。

金沢には茶屋街が三か所あります。ひがし・にし・主計町茶屋街ですが、そのうちひがし茶屋街が最も規模が大きく、京都祇園と並ぶ二大茶屋街となっています。
茶屋街は江戸時代後期に郭(くるわ)として整備されたのがその始まりですが、美しい格子戸の茶屋様式の建物が石畳の通りに並び、古風で独特な雰囲気を味わうことができます。今は、格子戸の建物の多くが商店となっており、買い物、お茶、お菓子など、街歩きを楽しむことができます。着物をレンタルするサービスもあり、着物姿の外国人やカップルなども見かけます。
金沢市の観光スポットとしては2015年3月の本稿で長町武家屋敷跡を紹介しましたが、長町は静かな武家屋敷の雰囲気を味わうところ、ひがし茶屋街は華やかで、買い物や食も楽しめる、といったところでしょうか。

地図-ひがし茶屋街
金沢市観光協会
2018-01-20

ひがし茶屋街

ひがし茶屋街

ひがし茶屋街

にし茶屋街‐ひがし茶屋街に比べて静かです。

撮影日:2017年11月26日